例文・使い方一覧でみる「大峰」の意味


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...大峰修行の山伏(やまぶし)などでも...   大峰修行の山伏などでもの読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...大峰を通り凡(おおよ)そ四里...   大峰を通り凡そ四里の読み方
柳田国男 「山の人生」

...似たる先例をあげるならば大和の大峰を中にした熊野と吉野...   似たる先例をあげるならば大和の大峰を中にした熊野と吉野の読み方
柳田国男 「雪国の春」

...大峰と矢田部は秋山平蔵の家に匿まうことにきめ...   大峰と矢田部は秋山平蔵の家に匿まうことにきめの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...「大峰庄蔵と矢田部源七郎の居どころを聞こう」平手打ちをくわせるような調子で云った...   「大峰庄蔵と矢田部源七郎の居どころを聞こう」平手打ちをくわせるような調子で云ったの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...大峰と矢田部はどこにいるか」寅寿は俯向いたまま...   大峰と矢田部はどこにいるか」寅寿は俯向いたままの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...大峰と矢田部は貰ったぞ」梅八はそのあいだずっと寅寿の表情から眼をはなさずにいたが...   大峰と矢田部は貰ったぞ」梅八はそのあいだずっと寅寿の表情から眼をはなさずにいたがの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...……大峰、矢田部を追放すると、弟に約束させてから半日、案外すらすらとはこんだので、やっとひと息ついたところである...   ……大峰、矢田部を追放すると、弟に約束させてから半日、案外すらすらとはこんだので、やっとひと息ついたところであるの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...「城代の用向きはなんだ」「お上御帰国の供の中に、他家の家臣が紛れこんでおるとの御意につき、さようなる事実はこれなく、思召し違いに存じ奉るとの口上にございます」「使者の役たいぎ」そう云って左近はじっと宗兵衛を見た、「宗兵衛、そのほうに城代の使者を申付けたのはなに者だ、老臣のさしずか、それとも」「お上の御指名にございます」「讃岐守どのの……」ああそうかと、左近ははじめて安堵(あんど)の微笑をうかべた、「では大峰、矢田部と申す二名の者は、たしかに追放されるのだな」「御意のとおりにございます、二名を隠匿せる事実なしと、老臣共の言質をとるためのお上の御遠慮にて、その旨を言上のためわたくしめにお使者の御指名があり、時刻はずれにございますが伺候つかまつりました」「それでよい、もし不調に及んだらと案じたが、それで余も安堵したぞ」「もう一つ言上がございます」宗兵衛はそう云ってちょつと眼をふせた、「今朝はやく、倉敷代官さし添いにて、木阪町奉行よりの使者がまいり、高松郷士早水秀之進に対する追捕(ついぶ)の旨を申し達しました」「秀之進に追捕の命とは」「信州高島城下にて闘争に及び、五名殺傷のうえ逃亡との理由にございます」左近はじっと宗兵衛を見た...   「城代の用向きはなんだ」「お上御帰国の供の中に、他家の家臣が紛れこんでおるとの御意につき、さようなる事実はこれなく、思召し違いに存じ奉るとの口上にございます」「使者の役たいぎ」そう云って左近はじっと宗兵衛を見た、「宗兵衛、そのほうに城代の使者を申付けたのはなに者だ、老臣のさしずか、それとも」「お上の御指名にございます」「讃岐守どのの……」ああそうかと、左近ははじめて安堵の微笑をうかべた、「では大峰、矢田部と申す二名の者は、たしかに追放されるのだな」「御意のとおりにございます、二名を隠匿せる事実なしと、老臣共の言質をとるためのお上の御遠慮にて、その旨を言上のためわたくしめにお使者の御指名があり、時刻はずれにございますが伺候つかまつりました」「それでよい、もし不調に及んだらと案じたが、それで余も安堵したぞ」「もう一つ言上がございます」宗兵衛はそう云ってちょつと眼をふせた、「今朝はやく、倉敷代官さし添いにて、木阪町奉行よりの使者がまいり、高松郷士早水秀之進に対する追捕の旨を申し達しました」「秀之進に追捕の命とは」「信州高島城下にて闘争に及び、五名殺傷のうえ逃亡との理由にございます」左近はじっと宗兵衛を見たの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...「大峰と矢田部は此処だ」秀之進が絶叫した...   「大峰と矢田部は此処だ」秀之進が絶叫したの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...それで大峰と矢田部は...   それで大峰と矢田部はの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...「大峰庄蔵、矢田部源七郎」六、七間はなれた道の上で大きく叫ぶのが聞えた...   「大峰庄蔵、矢田部源七郎」六、七間はなれた道の上で大きく叫ぶのが聞えたの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...三年に一度くらい大峰の修築をするとか...   三年に一度くらい大峰の修築をするとかの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...――それに、近ごろはとくに、いま見たような一見、宮方びいきとわかる山伏も多いからの」「吉野、大峰、葛城(かつらぎ)、そのほか諸山にわたって、ちと、内々のおくすりが効(き)きすぎた結果でもございましょうか」「いや、人為(じんい)ばかりではない、時の勢い――...   ――それに、近ごろはとくに、いま見たような一見、宮方びいきとわかる山伏も多いからの」「吉野、大峰、葛城、そのほか諸山にわたって、ちと、内々のおくすりが効きすぎた結果でもございましょうか」「いや、人為ばかりではない、時の勢い――の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...または羽黒か」「入峰(にゅうぶ)三度の大峰の修験者(しゅげんじゃ)にござりまするが...   または羽黒か」「入峰三度の大峰の修験者にござりまするがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...大峰山脈の一帯をとりでと見なして...   大峰山脈の一帯をとりでと見なしての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...「それから数年、俺は、大峰へ入り、葛城(かつらぎ)へわけ登り、諸国の大山(だいせん)を経巡(へめぐ)って、役(えん)の優婆塞(うばそく)が流れを汲み、孜々(しし)として、修行に身をゆだねてきたが、それでもまだ聖護院の役座にさえ登れず、旅山伏の弁海が、やっと本地印可(ほんじいんか)の播磨房弁円(はりまぼうべんえん)と名が変って、山伏仲間で、すこし顔が知れてきただけのものだ...   「それから数年、俺は、大峰へ入り、葛城へわけ登り、諸国の大山を経巡って、役の優婆塞が流れを汲み、孜々として、修行に身をゆだねてきたが、それでもまだ聖護院の役座にさえ登れず、旅山伏の弁海が、やっと本地印可の播磨房弁円と名が変って、山伏仲間で、すこし顔が知れてきただけのものだの読み方
吉川英治 「親鸞」

...大峰の者か、聖護院(しょうごいん)派か、見知らぬ山伏だが、年ごろ四十前後の男で、鉄のような五体は、修験(しゅげん)の行(ぎょう)に鍛(きた)えたというよりは、戦場で作ったものである...   大峰の者か、聖護院派か、見知らぬ山伏だが、年ごろ四十前後の男で、鉄のような五体は、修験の行に鍛えたというよりは、戦場で作ったものであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「大峰」の読みかた

「大峰」の書き方・書き順

いろんなフォントで「大峰」


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