...幾春秋の雨露風雪に曝された大峰の頂上は清浄な岩石を露出して...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...天そそり立つ大峰や...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...大峰(おおみね)の修験者(しゅげんじゃ)...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...大峰修行の山伏(やまぶし)などでも...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...大峰を通り凡(おおよ)そ四里...
柳田国男 「山の人生」
...似たる先例をあげるならば大和の大峰を中にした熊野と吉野...
柳田国男 「雪国の春」
...大峰庄蔵は眉の太い頬骨の尖(とが)った男で...
山本周五郎 「新潮記」
...大峰と矢田部の居どころを教えたときのように...
山本周五郎 「新潮記」
...「供のなかに紛れこんで高松へ来たのは、水戸どのの家臣だ、というよりも結城寅寿ふくしんの者だ、姓名は大峰庄蔵、矢田部源七郎という、途中は下郎にやつしていたが、いまでは栗林荘にいる」口調は穏やかであるが、まるで掌の物を指すような、あまりに確たる云い方なので、頼胤にはかえすべき言葉がなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...「大峰、矢田部の二人を受け取る、ほかの者は手をだすな」その声を聞いて「ああ早水だ」という者があった...
山本周五郎 「新潮記」
...大峰と矢田部を除く五人のあいだに...
山本周五郎 「新潮記」
...「大峰と矢田部は此処だ」秀之進が絶叫した...
山本周五郎 「新潮記」
...三年に一度くらい大峰の修築をするとか...
吉川英治 「剣難女難」
...――それに、近ごろはとくに、いま見たような一見、宮方びいきとわかる山伏も多いからの」「吉野、大峰、葛城(かつらぎ)、そのほか諸山にわたって、ちと、内々のおくすりが効(き)きすぎた結果でもございましょうか」「いや、人為(じんい)ばかりではない、時の勢い――...
吉川英治 「私本太平記」
...または羽黒か」「入峰(にゅうぶ)三度の大峰の修験者(しゅげんじゃ)にござりまするが...
吉川英治 「私本太平記」
...大峰山脈の一帯をとりでと見なして...
吉川英治 「私本太平記」
...大峰(おおみね)...
吉川英治 「親鸞」
...「それから数年、俺は、大峰へ入り、葛城(かつらぎ)へわけ登り、諸国の大山(だいせん)を経巡(へめぐ)って、役(えん)の優婆塞(うばそく)が流れを汲み、孜々(しし)として、修行に身をゆだねてきたが、それでもまだ聖護院の役座にさえ登れず、旅山伏の弁海が、やっと本地印可(ほんじいんか)の播磨房弁円(はりまぼうべんえん)と名が変って、山伏仲間で、すこし顔が知れてきただけのものだ...
吉川英治 「親鸞」
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