...わたしは兎(うさぎ)が大好きなのですから...
芥川龍之介 「二人小町」
...美しいお姫さまが大好きなのです」そのとき...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...Kさんの大好きなスウィンバアンやアーサア・シモンズの詩集の下から引出して...
生田春月 「聖書」
...エンジンなおらずそのとき四少年の大好きな青年技師ビル・マートンが廊下をこっちへ急ぎ足で来るのを河合が見つけた...
海野十三 「火星探険」
...「ぼくは辛抱するのが大好きなんです...
海野十三 「三十年後の世界」
...おまへの大好きな赤ん坊と...
鈴木三重吉 「星の女」
...そして私の大好きな...
中勘助 「能の見はじめ」
...宗ちゃんの大好きな(とり)を喰べてしまったんですって...
永井荷風 「狐」
...お姉さまは由雄さんが大好きなんだから...
夏目漱石 「明暗」
...紙鳶の大好きな子のことを思ひ出した...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...あなたが大好きなのよ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...あたしは大好きなのだからと買わせて食べながら「これは柔らかいからおいしくない」といって笑った...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...そして自分も大好きな流しが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...味噌汁が大好きなので...
古川緑波 「駄パンその他」
...彼の大好きな金にも負けない位すばらしいもののような気がしました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...これがあなたの大好きな馬酔木の花?」妻もその灌木のそばに寄ってきながら...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...それから大好きな海をも見捨てた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...信長の大好きなひとつだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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