...ついに大団円を迎えた彼らの物語に感動した...
...花火が大団円を迎えると、拍手と歓声が起こった...
...猛烈な努力の末、プロジェクトを大団円で終えることができた...
...彼女との別れを惜しんで、最後に大団円で抱き合った...
...長い間続いた訴訟がついに大団円を迎え、喜びの声が上がった...
...大団円甚太夫(じんだゆう)主従は宿を変えて...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...俺の方が腹を減らして目出度(めでたく)大団円になるじゃないか...
石川啄木 「火星の芝居」
...それを取りかえしにきた海底超人の大群!大団円突如ロンドンを襲撃した海底超人の大群は...
海野十三 「海底大陸」
...72大団円丸木が...
海野十三 「火星兵団」
...そして――大団円です」「ポントスを生捕りにしたのかネ」「いえ仰(おっ)しゃったとおりポントスは死んでいました...
海野十三 「恐怖の口笛」
...大団円しかし受話器を台の上に置いた大隅学士の顔は急に若々しく輝きだしたのであった...
海野十三 「地球盗難」
...そして大団円に達するといふやうな道行になつてゐるのである...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...だから大団円が必ず出来てゐて...
田山録弥 「小説新論」
...そうして結局の大団円なりエピローグが来る...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...それでこの研究も大団円であると...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...玉のような男子か女子か知りませんが生み落して老人は大満足を表すると云うのが大団円であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...そこで記憶喪失となって大団円か...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...いわば推理の大団円(デヌウマン)といったようなもので取調べの結果...
久生十蘭 「魔都」
...こういう話の大団円としては少しくどすぎるように思った...
平林初之輔 「当選作所感」
...大団円にしましょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...大衆文学も純文学も好い加減にお家騒動などは大団円として...
牧野信一 「浪曼的月評」
...我身のいまだ発端をも書きあへず早く已(すで)に大団円に近づかんとすると固(もと)より同日に論ずべくもあらず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その女の人間らしい死に方を大団円とする伝奇風の作品ではありますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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