...ついに大団円を迎えた彼らの物語に感動した...
...花火が大団円を迎えると、拍手と歓声が起こった...
...猛烈な努力の末、プロジェクトを大団円で終えることができた...
...彼女との別れを惜しんで、最後に大団円で抱き合った...
...長い間続いた訴訟がついに大団円を迎え、喜びの声が上がった...
...大団円甚太夫(じんだゆう)主従は宿を変えて...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...すぱり」第九章 大団円趙家が掠奪に遭ってから...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...最後にエホバ御自身の垂訓(すいくん)とヨブの慚改(ざんかい)感謝――これにて大団円となるのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...72大団円丸木が...
海野十三 「火星兵団」
...大団円(だいだんえん)やがて...
海野十三 「少年探偵長」
...大団円(だいだんえん)三角岳の研究所は...
海野十三 「超人間X号」
...大団円さて、木崎初代(正しくは樋口初代)を初め深山木幸吉、友之助少年の三重の殺人事件の真犯人は明かとなり、私達の復讐をまつまでもなく、彼は已に狂人となり果ててしまった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...四百頁(ページ)の大団円(だいだんえん)はラブの成功に終はる...
田山花袋 「田舎教師」
...そして大団円に達するといふやうな道行になつてゐるのである...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...第五章 大団円そうだ! しかもその寝台の柱は彼自身の所有(もの)であった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...この序曲からこの大団円に導く曲折した道程の間に...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そうして大団円における池田君の運命の暗雲を地平線上にのぞかせるのである...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...そうして結局の大団円なりエピローグが来る...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...結末を仏門にでも帰せしめて大団円というような事にしたら...
中里介山 「山道」
...いわば推理の大団円(デヌウマン)といったようなもので取調べの結果...
久生十蘭 「魔都」
...ハースコート様とおっしゃいました」第三十八章 大団円エイビスの口元に笑みの陰がちらついた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...わしの義務は主人公を大団円に終わらせることじゃ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...事件の目出度い大団円がとりも直さぬ明るさとして納得されにくい例は...
宮本百合子 「「建設の明暗」の印象」
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