例文・使い方一覧でみる「夢心地」の意味
スポンサーリンク...夢心地になってしまって授業に集中できなかった... 
...昨晩の夢が良すぎてまだ夢心地だ...
...温泉に入っているときは本当に夢心地だった...
...旅先で夢心地になって美味しいものを食べた...
...家でゆっくりしていると夢心地になってしまう...
...身も心も何か大きな力に任しきるその快さ心安さは葉子をすっかり夢心地（ゆめごこち）にした...
有島武郎 「或る女」
...しばらくは夢心地であったが...
石川欣一 「可愛い山」
...あやしい媚藥（びやく）を呑んだ時の夢心地...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...実のところ私はそれを夢心地に聞いていまして――昨夜は呑みすぎましてな――本当にはっきりとそのことを知って目が覚めたのは...
海野十三 「地獄の使者」
...私はラニョンの非難をなかば夢心地で聞いていた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...自分の家へ帰って床についたのもなかば夢心地であった...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...均平もうつらうつらと夢心地（ゆめごこち）に女たちの声を耳にしていた...
徳田秋声 「縮図」
...私は夢心地にこの地震を感じたに違ひなかつたが...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...余はうつら／＼と夢心地に本願寺の近辺をぶらついた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夢心地の陶酔（とうすい）をさえ誘（さそ）ったものである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...夢心地の中村新八郎を誘って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...夢心地で立去りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...当人も夢心地で家を出たが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...喜びの中で夢心地だったけど悲しくもあったの...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...誰か外へつれだしてお呉れ娘つ子があそび戯れ若い衆がうろつきまはる賑かな賑かなところへと！――古伝説より――一小露西亜の夏の日の夢心地と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...笑ひたくさへなつてしまふ――俺は「恍惚」に浸る夢心地をもつことが出来ないのだ...
牧野信一 「I Am Not A Poet, But I Am A Poet．」
...あれ程の大きな心配の前に動いてゐる私に――何の憂慮も起させず陽光に浸るが儘に夢心地に入らうとまでさせた...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...総てが夢心地にぐったりして帰った...
山本笑月 「明治世相百話」
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