...筋は勿論外題(げだい)さへ...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...その喜劇の外題(げだい)に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...三文芝居にでもありそうな外題(げだい)だ...
太宰治 「新ハムレット」
...処女マリヤのねんごろなる裁判)という外題(げだい)の教化的な演劇が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...どこに外題(げだい)があるのかよくわかりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...すぐ次の外題が掛かると祖母にせがんで連れてつて貰つたが...
中原中也 「金沢の思ひ出」
...なるほど喜劇の外題だったら大してあたりさわりがなくてよかろうが...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...外題(げだい)と共に劇団員の腕も上達したはずだが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...違つた外題(げだい)で興行し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...『教行信証』という外題で知られる彼の主著の内題は『顕浄土真実教行証文類』と掲げられている...
三木清 「親鸞」
...彼らは島より島へ渡りて演芸し外題の異なるに従い衣裳を替える...
南方熊楠 「十二支考」
...初演の広告に当戯場は千八百年目にいよいよまた「行儀の娘」の外題で開演するに付き...
南方熊楠 「十二支考」
...外題(げだい)は同じであるが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「そんなこたあ子供の聞くもんじゃあねえだ」「そりゃあげでえ(外題?)ちげえだ」とやはり五十がらみの漁師が云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...「そんなこたあ子供の聞くもんじゃあねえだ」「そりゃあげでえ(外題?)ちげえだ」とやはり五十がらみの漁師が云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...ショレみたんよ……光(みつ)ウ秀(ひで)エどンの……」振り袖の人形が何の外題(げだい)でも自由自在に次から次へ踊って行くにつれて...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...寄ってたかって外題の当てっこを競争するようになったので...
夢野久作 「オンチ」
...第一外題や筋がパッとしないし...
夢野久作 「能とは何か」
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