...内方から外方への移動は難しいです...
...太陽系の外方にある遊星に多数の衛星のあるのは...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...外方より見たるものありて幽霊なりと吹聴したる間もなく...
井上円了 「おばけの正体」
...正に一万キロメートル外方(がいほう)です」外の騒ぎは少しずつはげしくなった...
海野十三 「空中墳墓」
...しかし内臓はなんとなく内部から外方へプリプリと飛び出してきたような感じがした...
海野十三 「人体解剖を看るの記」
...気まずく外方(そっぽ)を向くことを...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...フロオマンは苦り切つた顔をして外方(そつぽう)を向いてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...それからめしべの柱頭はおしべよりも長く外方に飛び出してしかもやはり同じように曲がっているということである...
寺田寅彦 「沓掛より」
...少し外方に進出するとそこにちゃんとめしべの柱頭が待ち構えていたかのように控えているのである...
寺田寅彦 「沓掛より」
...欧州大戦前におけるカイゼル・ウィルヘルムのドイツ帝国も対外方針の手首が少し堅すぎたように見受けられる...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...淋しい笑顔(えがお)を外方(そっぽ)へ向けたきりであったが...
徳田秋声 「爛」
...且外方(そっぽう)へ向(む)くものだそうだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...その質が堅くかつ嚢の外方壁となっているので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ユズリハの枝を取りそれを上方より望み見ればその葉が車輪状に四方に拡がり出で、したがってその赤き葉柄も四方に射出して見え、外方は緑葉、内方は赤葉柄で特に美しく眺められ棄てたものではないと感ずる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...枝末の嫩(わか)き部は多少外方に巻曲してムラサキ科植物の常套特徴を呈(あら)わしている...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてその葯は白色で外方に向って開裂し花粉を吐くのである...
牧野富太郎 「植物記」
...漸次(ざんじ)にその外方の内壁(ないへき)から毛が生じ始める...
牧野富太郎 「植物知識」
...つと美しい視線をさけて外方(そっぽ)を向いたまま動かなかった...
横光利一 「微笑」
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