...外戚の力はかなりのものだと言われている...
...彼女は国王と外戚との間で板挟みになっているようだ...
...彼は外戚の子供たちと仕事をすることが多い...
...今回の政治問題は外戚の影響があると噂されている...
...かつて、外戚の人々は権力争いの渦中にいた...
...外戚(がいせき)の姉だから...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...そこの先生は漢那大佐の外戚の叔父に当る玉那覇某という人であったが...
伊波普猷 「私の子供時分」
...さらにすすんで大政奉還の深謀さへあつて御台所を院の御外戚より求められたのだといふひどく大袈裟な当推量をなさるお方もあつたやうでございました...
太宰治 「右大臣実朝」
...今は仮に外戚(がいせき)の姓を名乗る宇津木兵馬でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...将軍寵姫(ちょうき)の外戚(がいせき)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...重い外戚(がいせき)が背景になっていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その評判から東宮の外戚の右大臣などは第二の皇子と高麗の相人との関係に疑いを持った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今の帝はまだお若くて外戚の大臣が人格者でもなかったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...当帝の外戚として右大臣が得意になっているのに対しては喜ばないのは道理である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人恋ふる涙をわすれ大海へ引かれ行くべき身かと思ひぬ (晶子)当帝の外戚の大臣一派が極端な圧迫をして源氏に不愉快な目を見せることが多くなって行く...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...外戚の自分の娘を疎外あそばすことはなかろうとなお希望をつないでおいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...当代の御外戚として重んぜられておいでになる宮の姫君も...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...景一が外戚(がいせき)の従弟たる森三右衛門を使に田辺へ差立てられ候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...利章がわざと外戚の苗字(めうじ)を冒(をか)させた...
森鴎外 「栗山大膳」
...天子のご外戚(がいせき)...
吉川英治 「三国志」
...此方もまた外戚(がいせき)の端にあるもの...
吉川英治 「三国志」
...新野には外戚(がいせき)の叔父(しゅくふ)劉玄徳(りゅうげんとく)がいる...
吉川英治 「三国志」
...織田家の外戚(がいせき)として列していたし...
吉川英治 「新書太閤記」
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