...併し「人間」といふ言葉を外延的普遍の意味にとるとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...ローゼマリーは悦子の東京滞在期間が思いの外延びたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...友人――社会性┌短歌――外延的――迸出――詠嘆└俳句――内包的――沈潜――十二月廿日雪――曇――雨...
種田山頭火 「其中日記」
...外延利用...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...かつ外延利用は価格零において需要せられる量であるから計量出来る大いさであるという意味において...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...所有者(1)に対し商品(B)及び(A)がもつ外延利用すなわち所有者(1)が商品(B)及び(A)についてもつ欲望の外延を示す...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...この同じ所有者に対する(B)の外延利用及び強度利用は...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...それは外延利用に等しい...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...之に外延上の区画を施し...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...恐らくただ学問が包括する外延上の大小――それは内包上の特殊・全般の区別ではない――がその区別であるであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...両者の区別はただ外面的――外延の大小――にしか存在しない(第三の場合)...
戸坂潤 「科学方法論」
...道徳的実践という概念の形式的外延の内にぞくし...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...エンテレヒーは凡そそのような物理的・化学的・外延量とは全く異った要因であった...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それ故空間はかかる外延量に外ならない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...直観の公理の「原理」に従えば「総ての直観は外延量」なのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...外延量として統一されたる空間の直観は対象化された統一を含む点から見てかの対象化された形式的直観でなければならぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...我々の自己を外延として含む一般者の論理でなければならない(私のいわゆる場所的論理)...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...小倉市外延命寺山の碑熊本市外弓削村の武蔵塚の二ヵ所である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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