「夕」の意味
日が暮れようとするころ。ゆうべ
小説での「夕」の使い方
...昨夕(ゆうべ)彼が貰つたやうな...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...この夕闇に咲いた枝垂桜(しだれざくら)が...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...朝飯を宿で食べたきりで夕方島に着きました...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...確りした平和の夕暮が來た...
千家元麿 「自分は見た」
...深川町を行乞しはじめたら大夕立がきた...
種田山頭火 「行乞記」
...夕、樹明来庵、庵の空気の険悪なのに避(マヽ)易して直ぐ帰つてしまつた!・梅雨空おもく蜘蛛と蜂とがたたかふ・焼かれる虫のなんと大きい音だ・頬白がよう啼いて親鳥子鳥・何もないけどふるさとのちしやなます(砂君に)・話しても話しても昔話がなんぼうでもとんぼ通りぬけさせるこんな句も・けさも二人でトマト畑でトマトをたべる(新夫婦に)(一人ならば私だ!)六月十五日空も私もすこし晴れてきたが、……放下着...
種田山頭火 「其中日記」
...夕方、君はさらに酒と魚とを持つて来庵、それから、私はまた恥づかしい私となつた...
種田山頭火 「其中日記」
......
土井晩翠 「天地有情」
...夕陽燦然たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕方、その辺から妙な譫言(たわごと)をいう声が聞えて来た...
原民喜 「廃墟から」
...ホテルの裏口から従業員の食堂へはいりこんで給食(レーション)の夕食をするほか...
久生十蘭 「復活祭」
...朝夕(ちょうせき)の糊口(ここう)の途(みち)に苦しみつつ...
福田英子 「妾の半生涯」
......
槇村浩 「ハンニバル雪のアルプ越」
...娘の相子は四時から五時の間に、夕食のさかな、おひたし物などを料理し毎日大森から通い、八時の外来客の帰る時刻にかえって行ったが、私はさかなも刺身にも手をつけないでぶどうとか梨とかメロンしか食えなかった...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...村野と夕食を共にすることもなくなり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...それにあなたの昨夕のお話本当なら...
横光利一 「旅愁」
...」たのしからずやこの夕はるはゆふべの薄雲に二人のこひもさとる哉おぼろに匂ふ月のもときみ心なきほゝゑみにわかき命やさゝぐべき...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...政孝は、うろたえ顔に、「夕刻、或いはそのために、御登城もあろうかと、御意を伺いましたところ、急の御命、登城しているいとまもない...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
