...「壁上に絵を掛ける」...
...「彼は壁上につるされた花々に目を留めた」...
...「この写真は壁上に飾るにはちょっと大きいな」...
...「壁上に彫られた絵画が素晴らしい」...
...「彼女は手を掛けて、壁上のイラストを自分で描きました...
...おずおず壁上の名画を見ながら...
芥川龍之介 「秋山図」
...じっと壁上の画を眺めました...
芥川龍之介 「秋山図」
...それから壁上の太刀(たち)や剣(つるぎ)...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...こはわが一族を想(おも)ふ為に稀(まれ)に壁上(へきじやう)に掲ぐるのみ...
芥川龍之介 「わが家の古玩」
...壁上のベクリンが画幀(ぐわてい)も常よりはいと鮮やかに見られ候...
石川啄木 「渋民村より」
...開いている」一同が入った入口の側の壁上で...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...正面壁上に黒リボンを掩(おお)うて生けるがごとき故殿下の愛らしき印度王族姿の肖像を掲げ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...高き壁上矢を飛ばしヒポロコスの子グローコス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...700三たび壁上突角にパートロクロス攀ぢ登り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...高窓が一ツに壁上には...
林芙美子 「魚の序文」
...壁上に描かれている画の輪郭は十分はっきりしてはいるが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...鮮苔(せんたい)いたずらに壁上に青くして千載の昔を忍ばしむるが如く...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そこで、友人マーテンなるものから伯の肖像を請い受けて、壁上高く掲げ、間(ま)がな隙(ひま)がな仰ぎ視(み)ていたが、これでもなお満足出来ず、折々伯の散歩場たるケーン・ウードを徘徊(はいかい)して、その威風に接するのを楽しみとし、何時(いつ)か伯と言葉を交すべき機会もがなと、根気よく附け覘(ねら)っておった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...この城壁上に一のバシリスクあり...
南方熊楠 「十二支考」
...十時と壁上にかいておいたのは何故か御存じ? あれは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「壁上掛茶山菅先生家園図幅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今日と雖も娼閣の壁上往々其旧題を見るといへり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...壁上に弩弓(どきゅう)を植え並べ...
吉川英治 「三国志」
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