「境」の意味
境界や限界
「境」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの予算が限界に達し、新たな資金調達が必要な境に立たされている。
- 日常会話子供が反抗期に入り、親子関係の新たな境を迎えた。
- ニュース気候変動対策において、各国が協力するかどうかが重要な境となる。
- 文学彼の心には、過去と未来を分ける薄い境が横たわっていた。
小説での「境」の使い方
...何かどうしてもその境遇では満足し得ない予感を持ち...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...なるべく国境近く決戦を強行して不毛の地に侵入する不利を避くる事に根本着眼が置かれた...
石原莞爾 「戦争史大観」
...君のようなエトランジェ(異境人)には言えない」博士は...
海野十三 「海底都市」
...まして謀叛人の娘として世に疎まれる境涯になっては...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...死線を越えて無我境を行く...
種田山頭火 「其中日記」
...“颱風一過の心境”昼寝から覚めて雲の峰を観る...
種田山頭火 「松山日記」
...それは環境が段々さうさせた事には違ひないとは言へ...
徳田秋声 「チビの魂」
...向島秋葉神社境内には有馬温泉があり...
永井荷風 「上野」
...どういう日に鳴くか調べて見ると大潮の日の干潮と満潮の境目に鳴くということが判った...
久生十蘭 「魔都」
...彼はずっと高熱にうかされて夢幻の境を彷徨していたからである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...今やっとわかったのは極悪非道なインド人の苦境脱出方法だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...遥かの県境の山肌には未だ牡丹の花弁(はなびら)のやうに点々と染みついてゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...社会の労働階級の境遇は最悪であるに違いないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...孤児の境遇になった人には同情されるものなのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...美濃信濃の国境なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これは見境なく誰にでもさせられる役目ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...越後の辺境にあって...
吉川英治 「新書太閤記」
...境遇が変っているから敵(かたき)だというんですか...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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