...日頃好物の塩鱒(しほます)を俵(たはら)で取るのも亦勝手だつた...
芥川龍之介 「一塊の土」
...干からびた塩鱒(しほびき)の頭を引擦つて行く地種(ぢだね)の痩犬...
石川啄木 「赤痢」
...樹明君がお土産――といふより外ない――として塩鱒を二尾持つてきてくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...雑魚十銭(先月は一度塩鱒の切身を十一銭で買つたゞけだつた)...
種田山頭火 「其中日記」
......
広海大治 「サガレンの浮浪者」
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