...塩断ちまでしましたけれど...
泉鏡花 「歌行燈」
...塩断(しほだち)茶断(ちやだち)をしたり...
薄田泣菫 「茶話」
...茶断(ちゃだち)塩断(しおだち)して...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...十七芸者その朋輩(ほうばい)の丸髷(まるまげ)結(ゆ)ふを見ればわたしもどうぞ一度はと茶断(ちゃだち)塩断(しおだち)神かけて念ずるが多し...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...ずっと塩断ちをあそばしていました」「おまえに色々と迷惑をかけたな」佐和はそっと袂を眼へ押当てた……五郎次が知らせたのであろう...
山本周五郎 「夜明けの辻」
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