...六月九日塚本サンヨリ菓子――十七日「三つの寳」サシヱ全部渡シズミ――二十日「湖南の扇」ノ裝幀仕事全部渡シズミ――二十五日春日ニテつる助...
小穴隆一 「二つの繪」
...ある夏内務部長の塚本清治(せいぢ)氏が白リンネルの詰襟で来ると...
薄田泣菫 「茶話」
...(塚本虎二氏の講義に拠る...
太宰治 「パウロの混乱」
...塚本が出て行ってしまってから...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...実は水害の後の仕事で忙しい塚本が...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本を通してあんなに執拗(しつッこ)く頼んだりした動機と云ふものを...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...畳屋の塚本が台を据ゑてせつせと畳を刺してゐるのが眼に留まると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本はおろした畳へ手をかけながら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...彼女は昨日塚本の端書(はがき)を受け取つたので...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...」そして塚本は、自分の眼の前に自転車を停(と)めて突つ立つてゐる人間になんか、構つてゐられないと云はんばかりに、直ぐ下を向いて作業を続けたが、庄造の身になつてみれば、いくら忙しいにしたところで、「近頃どうしてゐるか」とか、「リヽーのことはあきらめたか」とか、そのくらゐな挨拶はしてくれてもよさゝうなものだのに、心外な気がしてならなかつた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本夫人のその態度は...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...」もうここでは塚本夫人ではなく...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...塚本もうすうす察知しているだろうが...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...私にじっと塚本のところで辛棒せよと...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...塚本さんに逢って...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...塚本老人がしきりに斡旋してまわっていたことは...
豊島与志雄 「乾杯」
...宴席で斡旋してまわってる塚本老人の姿は...
豊島与志雄 「乾杯」
...」もっとも、塚本老人は、近くに住んでいましたので、帰り去ってもすぐに再来することはよくありました...
豊島与志雄 「乾杯」
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