...(塚本さんの旦那さんは初瀬の機關長...
小穴隆一 「二つの繪」
...それならマダム塚本に来て貰(もら)おう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...きっと塚本さんまでが一緒になって...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...塚本としてもせめて慰めの言葉ぐらい...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...だが、塚本は、空惚(そらとぼ)けている訳ではなくて、日頃の商売の忙しさに取り紛れてしまったのであろうか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...それかて此の事は塚本さんからたび/\云ふて貰ひましたけど...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本などのお腹の中は大概さうにきまつてゐるのだが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本の手にある畳針ばかりがいつ迄もきら/\光つてゐるのを...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...塚本が無責任でも...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...後裔塚本家は酒造業を営んでゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...」塚本夫人は眼を向けた...
豊島与志雄 「怒りの虫」
...この老人、塚本堅造は、若い頃から、山川正吉の傍についてまわっていました...
豊島与志雄 「乾杯」
...けれど、この塚本老人が、山川家のことといえば、余りに何事でも知りすぎているのが、山川正太郎にとっては不快でした...
豊島与志雄 「乾杯」
...塚本老人からの申し込みでありました...
豊島与志雄 「乾杯」
...「塚本さんは、もう帰りましたか...
豊島与志雄 「乾杯」
...「あなたは、どういうことになろうと、あの塚本さんを、恐れはしないでしょうね...
豊島与志雄 「乾杯」
...この三人暮しである塚本では店は大方休業にして八重も漁場へ手伝ひに行つたり...
牧野信一 「南風譜」
...勝家の狐塚本陣も...
吉川英治 「新書太閤記」
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