...ロヂイ産の乾酪(かんらく)を穹窿としたる小寺院中にて酪(ブチルロ)もて塑(こ)ねたる羽ある童の舞ふさまは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...三人の記者たちはその隅に塑像(そぞう)の如く停止し...
海野十三 「地球発狂事件」
...塑造科の方の先生は長沼守敬先生であった...
高村光太郎 「回想録」
...当時の塑造科の人々の拵えていたものは今考えるとサロンの彫刻のようなものだが...
高村光太郎 「回想録」
...当時の塑像は西洋流の塑像の拵え方とは違って...
高村光太郎 「回想録」
...塑像(そぞう)のように固まってあえて身動きもなし得なかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...陳列場と彫塑は同じ空間に住まないと共に...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...一つの種類も沢山採取塑定し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...わきの下はまだ塑像(そぞう)と同じようにすべすべしているし...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...トルワルドゼンの典麗な彫塑の前に長い間たたずんだり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...就庭砌団雪塑一箇布袋和尚...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...悍ましい可塑性及び一時的な不可視化に関するベールで隠された仄めかしがあり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...(五月十八日)* この広隆寺の塑像は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...壇の背後の廚子中に秘蔵された執金剛神(しゅうこんごうしん)も同じく塑像で...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...* この後三月堂内の閉ざされた廚子のなかに塑像(そぞう)の非常にすぐれた吉祥天女像があるのを見た...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...むしろ芸術的に優れたこの期の塑像によってであることは...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
...砂の中に埋もれてわずかに下半身だけを残していた塑像なども...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
...塑像の技術が伝わって来たということは...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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