...英雄時代の書物はわれわれの母国語で印刷された場合でさえ堕落した時代に対しては常に不可解の国語であろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...堕落した心の中にも...
田山録弥 「黒猫」
...奴自身と同様に懦弱かつ堕落したラエーフスキイを...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そんなに堕落したのか...
豊島与志雄 「田舎者」
...予言者が出現しなくなってからは堕落した...
豊島与志雄 「秦の出発」
...わたしは堕落したのです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...品物なみに堕落した淫売婦となりきってしまうか...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...「知らぬ間に堕落したり...
夏目漱石 「虞美人草」
...趣味の堕落したものは依然として現存する...
夏目漱石 「野分」
...堕落した青書生と見えるだろう...
夏目漱石 「野分」
...獣(けもの)を食ったりいろいろの悪(あく)もの食いをしつくしたあげくついに石炭まで食うように堕落したのは不憫(ふびん)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...のみならず、堕落した際、左の手首の辺を負傷したことも判る...
久生十蘭 「魔都」
...世に堕落したる者はなしなど世の人にも謡(うた)わるるなり...
福田英子 「妾の半生涯」
...とにかく蜥蜴が地中に棲んで蚯蚓(みみず)様に堕落したのだが...
南方熊楠 「十二支考」
...(a)けれどもこんな堕落した時世(ときよ)・時節(じせつ)に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この世で一番堕落した人間の有様を考えることは常人には不可能であるが...
横光利一 「静安寺の碑文」
...遣唐使も終りのころは堕落したからな...
横光利一 「旅愁」
...唐の方へ行ったものは堕落したのが多い...
横光利一 「旅愁」
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