...――これが人生の幸福を基礎づける...
種田山頭火 「其中日記」
...併し元来物理学を哲学的に基礎づけることを許すからには...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...かく権限を決定することによって夫を基礎づけることを...
戸坂潤 「科学方法論」
...之を「基礎づける」と称し...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...だのにこの客観性を基礎づけると称して...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...且つそれ故にそれが非ユークリッド幾何学を基礎づけることが出来ぬであろうという批難に対して Medicus はカントの精神に従って弁護する(Kants transzendentalesthetik und Nichteuklidische Geometrien. Kantstudien 3.)...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...カントは非ユークリッド幾何学を基礎づけることは出来ないという批難は依然として繰り返えされそうである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...ロッツェに於て直観空間は幾何学を基礎づけるものと考えられる...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...それではカントの空間はn次元の幾何学を基礎づけることは出来ないのであるか...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...それを科学的に基礎づける智識が備わっていなくては...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...人間精神の一の経験科学を他の諸領域の研究者たちとの協同において基礎づけることがそれである...
三木清 「科学批判の課題」
...しかも多くは自分の国家論を基礎づける一つの手段として...
矢部貞治 「政治学入門」
...反抗や革命を基礎づけるために...
矢部貞治 「政治学入門」
...これらもやはり階級国家論を基礎づける手段として...
矢部貞治 「政治学入門」
...常に「武士」という観念を基礎づけるよう注意を怠らなかった...
山本周五郎 「菊屋敷」
...女子のみの生活というものを基礎づける第一原理となり...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...家康はより遠大な野望への一歩を基礎づけるために信雄の活用を考えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...主権者の権威を永遠の真理によって基礎づけるところの決然たる言葉はここには用いられていないが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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