...彼はついに帰陣した...
...帰陣の途中で、急に天候が悪くなった...
...今日の練習終わりに帰陣するよ...
...長期の出張から帰陣して、家族と再会した...
...帰陣後、報告書を提出するように言われた...
...観音の厨子(づし)と文ばかりを人知れず懐(ふところ)に入れて帰陣致し候間...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...間もなく帰陣せられた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...七月廿三日御帰陣相成候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...同人明日中野屯所へ帰陣...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...もしやそのまま自分が御着から帰陣しないのではないかと――ひそかに懸念(けねん)しているのではあるまいか...
吉川英治 「黒田如水」
...文醜は、帰陣すると、「袁(えん)将軍の命であるから」と称し、四分の一弱の兵を玄徳に分けて、二陣へ退がらせてしまった...
吉川英治 「三国志」
...帰陣の後、涙をながして、「宋謙を失ったか」と、痛哀(つうあい)してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...介の帰陣と、ほとんど、時をひとつに、播磨の赤松円心からの急使が、太宰府の営に着いていた...
吉川英治 「私本太平記」
...ただいま近江の戦場より帰陣いたしました」「おう」と...
吉川英治 「私本太平記」
...帰陣、また、出陣...
吉川英治 「新書太閤記」
...高倉山へ帰陣すると...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたたび帰陣仕りました...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれどまたすぐ帰陣して...
吉川英治 「新書太閤記」
...「於虎(おとら)から聞いたのだが」と、市松は例の横柄(おうへい)な顎(あご)をもって、虎之助をさしながら、今しがた、黒田官兵衛が、帰陣の途中、輿(こし)を担(にな)う者が、坂道に足をすべらせ、そのために官兵衛が輿から落ちたというはなしを、かなり誇張を加えて、一同に語った...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰陣いたしました」「御本陣狐塚の方面には...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰陣のあいさつを行い...
吉川英治 「新書太閤記」
...「もどりました」浅野弥兵衛は、帰陣するとすぐ、秀吉の前へ出て、大垣城の遺族たちのもようを、こまかに復命した...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢田川原(やだがわら)出陣を見、帰陣を見、大坂城と美濃地方とのあいだを、これでこんどは、幾度目の発向(はっこう)か...
吉川英治 「新書太閤記」
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