...彼はついに帰陣した...
...帰陣の途中で、急に天候が悪くなった...
...今日の練習終わりに帰陣するよ...
...長期の出張から帰陣して、家族と再会した...
...帰陣後、報告書を提出するように言われた...
...観音の厨子(づし)と文ばかりを人知れず懐(ふところ)に入れて帰陣致し候間...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...帰陣の後、涙をながして、「宋謙を失ったか」と、痛哀(つうあい)してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...おととしは父を亡くし、去年の春にわたっては征地に暮れ、帰陣いらいは、病をとなえてひきこもったまま、今日にいたっていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...介の帰陣と、ほとんど、時をひとつに、播磨の赤松円心からの急使が、太宰府の営に着いていた...
吉川英治 「私本太平記」
...帰陣すると誓(ちか)ってでた木隠龍太郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...帰陣、また、出陣...
吉川英治 「新書太閤記」
...三日目にはもう岐阜へさして帰陣していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ御帰陣には間がございまするか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝手ニ帰陣仕(ツカマツ)リ候段...
吉川英治 「新書太閤記」
...高倉山へ帰陣すると...
吉川英治 「新書太閤記」
...だが――ここへ病中の竹中半兵衛が帰陣して来ようとは意外であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ帰陣していないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたたび帰陣仕りました...
吉川英治 「新書太閤記」
...「於虎(おとら)から聞いたのだが」と、市松は例の横柄(おうへい)な顎(あご)をもって、虎之助をさしながら、今しがた、黒田官兵衛が、帰陣の途中、輿(こし)を担(にな)う者が、坂道に足をすべらせ、そのために官兵衛が輿から落ちたというはなしを、かなり誇張を加えて、一同に語った...
吉川英治 「新書太閤記」
...下鳥羽に帰陣して後も...
吉川英治 「新書太閤記」
...筑前が帰陣までの用達(ようた)しには...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰陣いたしました」「御本陣狐塚の方面には...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢田川原(やだがわら)出陣を見、帰陣を見、大坂城と美濃地方とのあいだを、これでこんどは、幾度目の発向(はっこう)か...
吉川英治 「新書太閤記」
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