...彼はついに帰陣した...
...帰陣の途中で、急に天候が悪くなった...
...今日の練習終わりに帰陣するよ...
...長期の出張から帰陣して、家族と再会した...
...帰陣後、報告書を提出するように言われた...
...観音の厨子(づし)と文ばかりを人知れず懐(ふところ)に入れて帰陣致し候間...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...ひゅうがのかみもそれをきゝますと日野をあけち弥平次にまかせて十日に坂本へ帰陣いたし...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...同人明日中野屯所へ帰陣...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やがて今度帰陣のうえは...
吉川英治 「剣の四君子」
...文醜は、帰陣すると、「袁(えん)将軍の命であるから」と称し、四分の一弱の兵を玄徳に分けて、二陣へ退がらせてしまった...
吉川英治 「三国志」
...帰陣の後、涙をながして、「宋謙を失ったか」と、痛哀(つうあい)してやまなかった...
吉川英治 「三国志」
...帰陣すると誓(ちか)ってでた木隠龍太郎...
吉川英治 「神州天馬侠」
...帰陣、また、出陣...
吉川英治 「新書太閤記」
...――自分帰陣の途中...
吉川英治 「新書太閤記」
...伊丹へ帰陣の途中...
吉川英治 「新書太閤記」
...また中国へさして帰陣の予定...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれどまたすぐ帰陣して...
吉川英治 「新書太閤記」
...「於虎(おとら)から聞いたのだが」と、市松は例の横柄(おうへい)な顎(あご)をもって、虎之助をさしながら、今しがた、黒田官兵衛が、帰陣の途中、輿(こし)を担(にな)う者が、坂道に足をすべらせ、そのために官兵衛が輿から落ちたというはなしを、かなり誇張を加えて、一同に語った...
吉川英治 「新書太閤記」
...下鳥羽に帰陣して後も...
吉川英治 「新書太閤記」
...「御帰陣の後、御一読を得ますれば、ありがたい倖(しあわ)せにぞんじまする」心根を、不愍(ふびん)と察したか、秀吉は、うなずいて、「よしよし、読んでやる...
吉川英治 「新書太閤記」
...井伊兵部も、駈けて来て、「いたずらに勝ち驕(おご)り、なお図に乗って追う者は、帰陣のせつ、軍罰に問わんとの、おことばであるぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰陣のあいさつを行い...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢田川原(やだがわら)出陣を見、帰陣を見、大坂城と美濃地方とのあいだを、これでこんどは、幾度目の発向(はっこう)か...
吉川英治 「新書太閤記」
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