...戦国時代には城砦が重要な役割を果たしていた...
...我が家の周りには城砦跡が残っている...
...砂漠の中に建つ城砦は迫力がある...
...この小説の舞台は城砦が建ち並ぶ中世ヨーロッパ...
...敵軍攻撃のため、城砦の壁を修復する必要がある...
...城砦(とりで)のごとくに張り出した突端……そこにはアカンザス模様の円柱に蔓草(つるぐさ)が一杯に纏(まつ)わり付いて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...片側は城砦...
谷譲次 「踊る地平線」
...屋上の墻壁だけは凹字形を列ねた城砦の形式を保つてゐるが...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...ギリシア時代の遺物としては劇場の外に城壁や城砦があり...
野上豊一郎 「エトナ」
...中世風の一つの城砦(カステロ)が絵のような形で丘の上に聳えていた...
野上豊一郎 「エトナ」
...僅かに城砦の礎石と水道の一部ぐらいである...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...突き出た岬に黒く浮かんだ古い城砦を眺めてゐたのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...彼の眼にはその城砦の狭い小窓からパッと灯りが映したやうに思はれた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...至るところに古城砦跡の隠見して風光絶佳の妙は星霜の移り変りに事もなく...
牧野信一 「浪曼的月評」
...堀というと今の人はただちに城砦を想像するが...
柳田國男 「地名の研究」
...火鉢を一つの城砦として...
柳田国男 「雪国の春」
...カーキ色の城砦のような帝国ホテルの上空に...
夢野久作 「暗黒公使」
...ここは酒あり米ありの城砦だ...
横光利一 「夜の靴」
...長い旅の愁いのように崩れた郷里の城砦を渡る松風とともに眺めるのだった...
横光利一 「旅愁」
...僕の家の城砦だったという偶然は...
横光利一 「旅愁」
...もう姿を消しかけている僕の家の城砦にあなたとともに登り...
横光利一 「旅愁」
...ようやく一個の城砦(じょうさい)と狭い領土とをはじめて持ったとき...
吉川英治 「黒田如水」
...一四八二年には黄金海岸に城砦が築かれる...
和辻哲郎 「鎖国」
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