...城東(じょうとう)区...
海野十三 「空襲警報」
...下谷(したや)、浅草(あさくさ)、本所、深川、城東、向島、江戸川などの方から数万の暴徒が隊を組んでやって来る...
海野十三 「空襲警報」
...「深夜の市長」が城東で起った殺人事件の証拠物件を...
海野十三 「深夜の市長」
...密かに夜の城東の一廓に紛れこんだ...
海野十三 「深夜の市長」
...菌(きのこ)など山幸(やまさち)多き台所掛稲(かけいね)に山又山の飛騨路(ひだじ)かな十月十九日 遠藤韮城東道...
高浜虚子 「五百五十句」
...その金で揚州の城東にある后土廟へ往って...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...歩出(ほしていづ)城東門(じやうとうのもん)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...城東電車の境川停留場(さかいがわていりゅうじょう)に辿(たど)りついた...
永井荷風 「放水路」
...城東電車で境川からバスに乗ると二十分位でせう...
永井荷風 「来訪者」
...城東労働組合の理事をしている...
平林初之輔 「私はかうして死んだ!」
...洛陽城東、桃李ノ花、飛ビ来リ飛ビ去リテ誰ガ家ニカ落ツ、行ユク落花ニ逢ヒテ長ク歎息ス――まつたくわたしはそんな詩のおもひで、少しばかりの酒にたちまち酔つた...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...「朝従熊軾発城東...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...彭城東閣の裔かと愚考仕候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孤試歩出城東...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...磐城東白川郡高城(たかき)村大字内川字矢祭は...
柳田國男 「地名の研究」
...吾人之を徳富蘇峰氏に聞く、其熊本を発する時の詩に大道平々砥不レ如、熊城東去総青蕪、老杉夾レ路無二他樹一、欠処時々見二阿蘇一と曰ふが如きは真に熊本市外の写真と謂つべしと...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...また此地在留の人達は城東の沿岸にある摩の明代の文字や...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...重ク官賞ヲ加エン大将軍(ダイショウグン)曹(ソウ)・押字(カキハン)朝焼けの雲は紅々(あかあか)と城東の空にながれていた...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索