...五位が三条坊門を神泉苑の方へ行く所で...
芥川龍之介 「芋粥」
...……すると四条坊門(しじょうぼうもん)の辻(つじ)を...
芥川龍之介 「偸盗」
...御台所さまはご存じのとほり前権大納言坊門信清さまの御女子...
太宰治 「右大臣実朝」
...ほかには六条坊門の地子で...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...坊門の南洞院にある宰相家に群盜が押入りました...
吉川英治 「折々の記」
...大納言公泰(きみやす)、洞院(とういん)ノ公敏(きんとし)、近衛経忠、参議ノ光顕(みつあき)、坊門ノ清忠、権中納言実世……...
吉川英治 「私本太平記」
...――さすれば当然、坊門殿、千種殿までも、やッ気となって、「刺客の使命も果さず、あまっさえ、女を奪ッて逃げた烏丸どのの下(げろう)こそ、章房以上に、生かしてはおけぬ奴」と、密々、草の根も分けよと、叱咤(しった)されているに相違ない...
吉川英治 「私本太平記」
...千種忠顕(ちぐさただあき)や坊門(ぼうもん)ノ清忠(きよただ)や...
吉川英治 「私本太平記」
...七条坊門を見て、佐女牛(さめうし)の杉並木を横に、兼好を乗せてきた輿は、そこの門内へ入った...
吉川英治 「私本太平記」
...昼になっては五条の市(いち)や坊門の人通りも...
吉川英治 「私本太平記」
...これだけぞ」坊門ノ宰相清忠は...
吉川英治 「私本太平記」
...前参議の坊門ノ清忠や...
吉川英治 「私本太平記」
...参議坊門ノ清忠が...
吉川英治 「私本太平記」
...坊門ノ清忠たち列座の公卿も...
吉川英治 「私本太平記」
...二日後にはもう三条坊門の門へその飛報が入っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...南蛮寺はここから遠くない四条坊門にあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...髪を下ろしてしまうにかぎる」天狗風一六条坊門の白拍子(しらびょうし)翠蛾(すいが)の家は...
吉川英治 「源頼朝」
...その辺(あた)りは、七条坊門やら、塩小路、楊柳(やなぎ)小路などの細かい人家が櫛比(しっぴ)している所だったが、焼けたのは、六波羅勤(ろくはらづと)めの侍屋敷一軒だった...
吉川英治 「源頼朝」
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