...この遺址(ゐし)のうちには...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...またその昔の館(やかた)の址(あと)を聞いた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...車で勿来関址(なこそのせきあと)見物に出かける...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...奈良王の宮の址(あと)と言われる辻で物凄い物を見ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿来の関の古関の址...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵先生は今し(米友及び熊の子と程遠からぬ地点)清洲の古城址の内外を...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはや眼中に清洲の城址も無く...
中里介山 「大菩薩峠」
...或る人類学者は渺茫(びょうぼう)たる太平洋上に点在するこれらの遺址(ミクロネシヤのみならずポリネシヤにも相当に存在する...
中島敦 「環礁」
...浴場址は長方形で...
濱田耕作 「温泉雜記」
...お台場の址(あと)が涼むには一番好いと極めて...
森鴎外 「鶏」
...今はなくなりましたが美濃の笠原(かさはら)あたりの窯址(かまあと)から出る雑器を見ると...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...貞任が陣屋(じんや)を構(かま)えし址(あと)とも言い伝う...
柳田国男 「遠野物語」
...三河の長篠の古城址を中心として...
柳田国男 「雪国の春」
...町中にある鈴(すず)の舎大人(やうし)(本居宣長)の遺蹟をのぞき、城址へのぼって、宣長文庫を見て降りる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...安徳天皇の行宮(あんぐう)の址(あと)があったり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...なおこの宅址の地から少し山へ登って行くと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...文庫址(ぶんこあと)へ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...実相院址(あと)の一廓は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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