...下は地の利を得たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...地の利は人の和に如かず」で...
高神覚昇 「般若心経講義」
...かの地がいかに地の利に富むかということを力説し...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...おのおの天険と地の利を説いて相譲らないらしいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そういう研究には地の利を得ているね」と言ってくれた...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...しかし土地の利潤が下落し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...土地の利益を有つ国の価格競争に負け市場から駆逐されるに違いないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは土地の利得を有たずに生れたと称し得る国であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...地の利から見ても兵力の差からいってもとうてい不可能であると思ったし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地の利を利用して...
吉川英治 「鬼」
...彼の地の利に対して...
吉川英治 「黒田如水」
...それが徐州の地の利をしめているのですから...
吉川英治 「三国志」
...沂水(ぎすい)の地の利あるゆえですが...
吉川英治 「三国志」
...地の利と人の和を擁(よう)し...
吉川英治 「三国志」
...思うにあの裸山は地の利を得ていない...
吉川英治 「三国志」
...地の利を得なかったためか」「誤まって生擒られたが...
吉川英治 「三国志」
...規模の大、敵の意表外を突くの策など、すべて兵法の、天の時、地の利、人の妙用などに、かなっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...地の利をとって包囲にかかり...
吉川英治 「源頼朝」
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