...この日、我が稲門健児(とうもんけんじ)は不幸にも、北側の第一レインを割り当てられ、逆風と逆浪(げきろう)の最も激(はげ)しい難路を辿(たど)らねばならず、且(か)つ、長身に伍(ご)して、短躯(たんく)のクルウを連ね、天候さえ冷え勝ちで、天の利、地の利、人の利、すべて我々に幸いせず...
田中英光 「オリンポスの果実」
...かの地がいかに地の利に富むかということを力説し...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...「地の利」といふもの...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...一握の兵をもって一軍をも敗走させ得る地の利を実際有していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...といふのは前にもいふ如く地の利を得て居るからである...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...天の時も地の利も我が方にあったのに拘らず...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...しかし土地の利潤が下落し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そういうような事に土地の利害のことやいろいろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...地の利から見ても兵力の差からいってもとうてい不可能であると思ったし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地の利と人の和を擁(よう)し...
吉川英治 「三国志」
...ここは結集と団結に地の利であったのみでなく...
吉川英治 「私本太平記」
...武田譜代の士馬精鋭(しばせいえい)、なお数万騎ありましょうと、すでに信玄という支柱を欠き、内に和なく、各、誇って譲るなく、しかもその人、その地の利には、文化に遠く、武器も戦法も、はや時代遅れといってよいでしょう」「中国におりながら、そちは却って、甲州方面の機微(きび)に詳しいようではないか」「おのれを知り、敵を測(はか)るためには、どこの国とも睨みあわせておらねばならぬ必要からです...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長は地の利を得たりというが...
吉川英治 「新書太閤記」
...規模の大、敵の意表外を突くの策など、すべて兵法の、天の時、地の利、人の妙用などに、かなっている...
吉川英治 「新・水滸伝」
...世に不満な人間どもが反骨を養うには恰好な地の利であった所にはちがいない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...しかし、片方は水田だし、片方は並木の堤(どて)になっている道なので、地の利は、土匪どもに不利で、武蔵には絶好だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...地の利と配置とを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...試合場所の地の利を知っておくことは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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