...私の祖父は在郷者で、戦争中は軍に仕えていました...
...在郷者の集まりに参加して、おじいさんたちから貴重な話を聞いた...
...在郷者のための支援団体がありますので、必要な方はご連絡ください...
...彼は在郷者として農業を続けています...
...在郷者の方々の貢献に感謝しなければなりません...
...町内からも毎日のようにある出征者の見送りや、白衣の勇士と英霊の出迎えや、在郷軍人会、愛国、国防婦人会が主にやっている慰問袋発送の手伝いや、いろいろの集会などへの出席で、乗務から帰ってもいそがしい日がつづいていたけれど、その間に私は省で定められた方針に従い、具体的な佐川二等兵の指導計画をつくってみた...
上田広 「指導物語」
...助けて下さい」在郷軍人はそれには目も呉れず...
海野十三 「空襲下の日本」
...青年団員や在郷軍人が...
海野十三 「空襲警報」
...中畑さんは在郷軍人の幹部なのである...
太宰治 「津軽」
...或いは少なくとも軍部の市井的延長の一つとしての在郷軍人団である...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...軍部や在郷軍人が議会政治尊重の方針を明らかにし出した...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...壮丁や在郷軍人までがクシャクシャし出しては国防上の大問題ではないか...
戸坂潤 「社会時評」
...在郷軍人会は之を反軍思想で赤化宣伝だと云って大声で怒号し始めた...
戸坂潤 「社会時評」
...町田氏は在郷軍人会側の誤解を解くべく心境を吐露した文章によって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...「在」の方は人間主体が空間的に一定場所を占めることを意味している(「在宅」・「在郷軍人」・「不在地主」・等)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...このミリタリー・ファシズムのイデオロギーは各種軍人(主に現役在郷の将校)を担い手とするものであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...あたりの在郷連の間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなか山里や在郷の者ではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで在郷の役者連が衣裳...
中里介山 「大菩薩峠」
...在郷兵のやうな服を着た老人が數人線路に沿うて立つてゐたのが近づいて來て...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...彼が在郷中の苦痛を和(やわら)げんよすがにもと...
福田英子 「妾の半生涯」
...在郷の同志が、身動きもならぬ程貧乏し、落魄(らくはく)している顔付きを思い出すに連れて、十円もする帽子を大得意で帰って来る自分の心理状態が恥かしくて、たまらなくなりましたから、汽車が博多駅に着く前に折畳んで懐(ふところ)に入れて、知人に会わぬようにコソコソと只今帰って参りました...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...=兵力不足を常に喞(かこ)ちおる由であるが、信長としては、三河、近江(おうみ)、和泉(いずみ)、紀州、そのほか根来衆(ねごろしゅう)など、七ヵ国の在郷に、人力、兵糧、何事にもあれ、大坂寄手の勢へ与力(よりき)すべしと申しつけてある...
吉川英治 「新書太閤記」
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