...我々の両国間に存在する深い友情の故を以て...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...喜田博士はこれを散所と解して定住地なく諸所に散在する賤民であるとし...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...即ち憂鬱淫酒の王デイオニソスの寵兒さへ存在するのだ...
太宰治 「諸君の位置」
...それをとりまいて存在するあらゆる遺跡の中にそれをおいて...
知里真志保 「あの世の入口」
...前者は与えられた一つのものに内在する有機的構造を分析展開して見せるに対して...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...存在するものは思想や文化の混乱ではなくて...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...かなり夥(おびただ)しく存在するものである...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...主體は實在するものとして飽くまでも自己の存在を主張する...
波多野精一 「時と永遠」
...分離して存在するように想われ得るし...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...従ってかかる結果が存在するというだけでは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...またそれらの文化形態相互の間の意識的な翻案によるのでもなく――もちろんかかる場合も存在する...
三木清 「科学批判の課題」
...発展的聯関が存在すると見るであろう...
三木清 「哲学入門」
...人間は自然における存在すなわち生であり...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...現に存在するものを他の仕方で解釋しようといふ...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...しかも猶民衆の要求の焦点として歴史のなかに存在するものではないだろうか...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...乱歩氏とは違った感じの「美の戦慄……戦慄の美」が日本にもう一つ存在する事を知ったのは...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...万人万様の思想が存在するのは当然の事で...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...四海に縦横(じゅうおう)するという」「実在するものでしょうか」「ありとみればあり...
吉川英治 「三国志」
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