...あの店の土饅頭はとても美味しい...
...先週、友達と一緒に土饅頭を作った...
...土饅頭を買いに行く途中で友達に会った...
...土饅頭を食べるときは、温めた方が良いです...
...お土産に、地元の土饅頭を買って帰ろう...
...どの畠にもお墓の土饅頭が点在するのであった...
上村松園 「余齢初旅」
...貴下は土饅頭を作り...
海野十三 「人間灰」
...姓名(なまえ)の一字だも記されてないのっぺらぼうな土饅頭(どまんじゅう)の下に横(よこた)わっている...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...土饅頭(どまんじゅう)が三つ四つ築いてあって...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...卒塔婆を立てないで、代りに小さな松杉などを植えたのもあり、土饅頭でなく、柵(さく)で囲って、石を積み上げて、五輪の塔を据えたのもあり、簡単なのは、屍体を一枚の莚(むしろ)で蔽うて、しるしの花を供えたゞけのものもあったが、中には又、此の間の野分(のわき)で卒塔婆が倒れ、土饅頭の土が洗われて、屍体の一部が下から露出しているのもあった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...土饅頭を思はせるやうな円まつちい顔を一種恭々(うやうや)しげな面持でかしこまつてゐるのを...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...寺の奥の土饅頭の前に立つた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...小さな土饅頭が重なりあうように列をなして並んでいる...
知里真志保 「あの世の入口」
...草のはえた所だけが風蝕(ふうしょく)を受けないために土饅頭(どまんじゅう)になっているのもあった...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...新しい土饅頭(どまんじゅう)の前に剥(は)げ膳が据(す)えられ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...土饅頭(どまんじゅう)ぐらいな...
豊島与志雄 「強い賢い王様の話」
...市川君はわざわざ崩(くず)れた土饅頭(どまんじゅう)の上まで降りて来た...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...万七は土饅頭の上に正面を向けて立ててやりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにしちや土饅頭が大き過ぎはしませんかね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...○僕が死んだら道端か原の真中に葬つて土饅頭を築いて野茨を植ゑてもらひたい...
正岡子規 「墓」
...こよいは土饅頭の上に見える...
吉川英治 「私本太平記」
...土饅頭(どまんじゅう)のように少し盛り上がっている地面へ...
吉川英治 「柳生月影抄」
...土饅頭の下に眠っているのは...
吉川英治 「柳生月影抄」
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