...かくて事の漸(ようや)く進むや外国奉行(がいこくぶぎょう)等は近海巡視(きんかいじゅんし)など称し幕府の小軍艦に乗(じょう)じて頻々(ひんぴん)公使の許(もと)に往復(おうふく)し...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...外国奉行(がいこくぶぎょう)の竹内下野守(たけうちしもつけのかみ)・松平石見守(まつだいらいわみのかみ)・京極能登守(きょうごくのとのかみ)の三人(にん)が使節(しせつ)で...
高山毅 「福沢諭吉」
...江連(えづれ)は幕府(ばくふ)の外国奉行(がいこくぶぎょう)をしていたので...
高山毅 「福沢諭吉」
...又外国奉行の通訳官となり...
永井荷風 「上野」
...田辺外国奉行支配組頭がこれに添い...
中里介山 「大菩薩峠」
...この姉妹は幕末の外国奉行新見豊前守(にいみぶぜんのかみ)の遺児だという...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...その次第は外国の公使領事から政府の閣老(かくろう)又は外国奉行へ差出す書翰(しょかん)を飜訳する為(た)めである...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...赤坂に住(すん)で居る外国奉行松平石見守(まつだいらいわみのかみ)の宅に行(いっ)たのが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...けれども役所に出て飜訳するか或(あるい)は又外国奉行の宅に行(いっ)て飜訳するときに...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ソレで幕府から態々(わざわざ)池田播磨守(いけだはりまのかみ)と云う外国奉行を使節として仏蘭西(フランス)まで鎖港の談判に遣(つか)わすと云うような騒ぎで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...外国奉行から咎(とが)められた...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この人は素(も)と幕府の外国奉行を勤めて居て私は外国方(がいこくがた)の飜訳方であったから能(よ)く知(しっ)て居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...外国奉行の使番(つかいばん)が...
吉川英治 「松のや露八」
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