...その時から国中で王様に次ぐ一番えらい役人になつたのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...印度各王国中で一番英邁(えいまい)なお方として従前から隠れもない評判のお方でしたが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...その点においては全国中でも優秀な設備を誇っていたと称せられているのであるが...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...自分は全英国中で最も鋭敏な頭脳の所有者の一人を一味として頼むことが出来たのだ...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...云い忘れたが、例の十一人の青年のために心配したのは私だけではなくて、実は日本国中で、公判開始以来ずっと「減刑運動」が行われていたのである...
戸坂潤 「社会時評」
...これが国中で一番高い山だったのかしら...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...国中で一番高い山はどの山でしょうか」すると...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...どの山もみな国中で一番高いのは俺だというのです...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...国中でどれが一番高い山だか...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...国中で一番高い山の上に...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...禿鷹が上っていた山こそ国中で一番高い山で...
豊島与志雄 「コーカサスの禿鷹」
...全国中でいちばん地租の安いところであったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ともかく大国中で加盟せぬのは右の三国だけである...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...蒸気機関などは日本国中で見ようと云(いっ)てもありはせぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...キリスト教国中で一番のチェスの名人だといっても...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...この二州はこの王国中で死亡率が最高の州である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日本国中で捜そうとするのは...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...だから、全国中でも、ここがいちばん文化も進歩していたが、思想的に観(み)ると、最も市政に厄介な土地でもあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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