...装飾様式が種々雑多であることは著しい...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...自然現象に支配せられること多き古代人には殊にこの事実が著しかつた...
石川三四郎 「社会的分業論」
...主要動のみ著し(二)...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...見るところ著しく不平家であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...△著しい特色をもつた學生の多いクラスだつたが...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...著しく雨雪日の数が多い...
寺田寅彦 「伊吹山の句について」
...北陸道(ほくりくどう)一帯にかけて昔も今も山くずれ地すべりの現象が特に著しい...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...あらゆる文学の中でも最も著しく個々の能知者たる作者が所知者たる対象の中に没入して現われて来るのは詩歌ことに抒情的なそれである...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...引續き著しき遺物は古鏡であるが...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...浮世絵はその錦絵(にしきえ)なると絵本なるとを論ぜず共に著しき衰頽(すいたい)を示せり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...こういう著しい墨色の差が出るのは...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...その中でも著しい業蹟(ぎょうせき)は自由学園の自然科学グループの人たちの研究で...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...自分と彼との地位が著しく懸けはなれて居て...
平出修 「瘢痕」
...それはこの問題に関する正当な理論と私が考えるところに著しく反するものであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その当時には和算家としての川北朝鄰の名望が洋算普及の上に効力のあったという著しい事実を思うべく...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...前二巻に比して著しく多くなっている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...利潤率の著しい減退と地代の急速な増加とを伴うであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...なお岸田君の著書に著しい「内なる美」...
和辻哲郎 「『劉生画集及芸術観』について」
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