...その類似の非常に著しきは...
高木敏雄 「比較神話学」
...文太郎は春三郎の顏の著しく衰へてゐるのに驚いたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...ローマよりもギリシアに著しかったらしい...
辰野隆 「愛書癖」
...視力の減退が著しいことを感じる...
種田山頭火 「道中記」
...日本の歴史において著しく目にたつことは何であるかと考えてみて...
津田左右吉 「日本歴史の特性」
...またあの人にあんなに心から愛著しておられる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この緊張がいつも著しく眼についた...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...或いは最も著しい場合を採るのが好都合とすれば実験心理学的な...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...普通に三教と呼ばれる仏儒神道が日本に於ける――従って徳川期に著しく確立された――教学である...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...また最も著しく不義の習慣を助長することによって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...近年著しく改善されてきていることが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは何らか著しい程度には変動しなかったと考うべき理由がある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...食料の著しい価格騰貴が必然的結果として生じたことであろうが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この影響は土地にも著しく及んだのであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...我々の悪風も著しく改まった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつの間にか仕事が著しい不良性を帯びて来た...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...トルレスの宣教師館も著しく腐朽して来たので...
和辻哲郎 「鎖国」
...その中で特に著しかったのは...
和辻哲郎 「鎖国」
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