...我国ぶりでいる筈ですから...
芥川龍之介 「俊寛」
...」「所がその我国ぶりも...
芥川龍之介 「俊寛」
...中にはただ何となく上代の国ぶりを悦ぶ類であるが...
伊藤左千夫 「子規と和歌」
...心へがたく候へども御国ぶりにて候まゝ一人して申されず候...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その国ぶり直接にひたることができるという特権でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...どこかわが国ぶりの風味がある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...異国人に対してあまりにも国ぶりにそぐわぬ調子は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...結果としてはなんにもしなかったと同じなんだ」「あれが自慢のお国ぶりなんだ...
山本周五郎 「いさましい話」
...「困ったお国ぶりだ」そしてまた手紙に向かった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...鄙(ひな)びたお国ぶりも聞えて来た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...強情と我意の強いのはお国ぶりですから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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