...次に寒天菓子の四角い切を三つ入れた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...さっき目がまわったときに思わず下においた秘密のカメラと録音機のはいっている四角い箱包みを...
海野十三 「怪星ガン」
...背中に妙な四角い箱を背おっている...
海野十三 「三十年後の東京」
...本野子は眼の前に土蔵のやうな四角い豆腐を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...而も此の鐵眼の黄檗の藏經は四角い册子の形をして居る...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...くるみ材の四角いテーブルがあった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...四角い亜鉛鉄板で止めてあるだけだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...子供が赤くて四角いモロッコ小箱を取り出すと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...この四角い帽子をいただいた二つの頭は...
宮本百合子 「北へ行く」
...黒い四角い顔で私を睨(にら)み...
宮本百合子 「刻々」
...大きい四角い和本箱が二重に鴨居より高くつみかさねてある座敷にペシャンコな座布団しいて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...つつましい四角い小家でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...四角いアーチが空に立っていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...青黒いセメントで陰気な牢獄のような四角い家を作り...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ちゃんと着物を着て四角いおうちにはいっているんだぞ...
夢野久作 「キャラメルと飴玉」
...処々(ところどころ)に四角い...
夢野久作 「死後の恋」
...その高窓から四角い太陽の光が獄の底へ斜めに映(さ)し込む...
吉川英治 「私本太平記」
...と四角い仕切(しき)りをつけてゆく...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??