...それは大きな、四角い、上の平な塚で僅かに隆起し、清楚な、丈夫な石垣に取りかこまれている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...四角い煙出しから出て...
石川欣一 「山を思う」
...換気用の四角い穴に...
海野十三 「怪星ガン」
...背中に妙な四角い箱を背おっている...
海野十三 「三十年後の世界」
...内面に板を張った縦長(たてなが)の壁となりそれから右へ四角い窓が開いています...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...小さな四角い大学帽がのって...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...開いていく」それは四角いコンクリートのドアでした...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...もう一つ四角い所があります...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...十メートル四方にロープを張った四角い中で板張りだった...
富田常雄 「柔道と拳闘の転がり試合」
...そして私の方へは目もくれないで真直に四角い卓子の方へ歩いて行った...
豊島与志雄 「蠱惑」
...お媼さんは四角い白っちゃけた顔の...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...顎の張つた四角い顔である...
林芙美子 「瀑布」
...この机(低い四角い赤っぽい木の)はあなたが野原の小父さんにお貰いになったのですってね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...四角い紫檀の机をつかっていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...四角い爪をいじりながら西向きのお庭の泉水(せんすい)に咲いているお父様の御自慢の花菖蒲(はなしょうぶ)をボンヤリ見ておりましたが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...落ちていた四角い木片(きぎれ)で潜戸の穴を塞(ふさ)いだ...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...見ると中には四角い漢字が真黒に押し固まって...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...二畳敷ほどの四角い部屋が私のコンパートメントだが...
横光利一 「欧洲紀行」
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