...さと帛(きぬ)を裂くが如き四絃一撥の琴の音に連(つ)れて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...四絃(しげん)を奔(はし)る撥音(ばちおと)急雨(きゅうう)の如く...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...歌断(た)ゆる時四絃続き...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...四絃一撥(ばつ)蕭然(しょうぜん)として曲(きょく)終るまで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...四絃琴(バンドゥーラ)や鐃(シンバル)...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...四絃琴(バンドゥーラ)を手にすると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...バンドゥーラギターに似た四絃琴で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...けれど四絃(げん)の変化と音色(ねいろ)は当道覚一流の玄妙をつくして余すところもなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...ところが、それは見るからに哀れな親子の舟芸人で、歌曲も四絃も、穆家の乙女(おとめ)の比ではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...四絃(しげん)のひびきがすると...
吉川英治 「親鸞」
...四絃(しげん)をぴたと構え...
吉川英治 「親鸞」
...撥(ばち)は四絃を刎(は)ね...
吉川英治 「親鸞」
...その音を聞けばわかるように身も魂も四絃(しげん)の中に打ちこんでいて...
吉川英治 「親鸞」
...淙々(そうそう)と四絃(しげん)を打つ撥(ばち)の音(ね)がきこえてきた...
吉川英治 「親鸞」
...主客ともに四絃の発しる音に魂を溶(と)けこませて...
吉川英治 「親鸞」
......
吉川英治 「宮本武蔵」
...――四絃に一撥(ひとばち)打てば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...白い木屑と断(き)れた四絃の残骸を見つめたまま...
吉川英治 「宮本武蔵」
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