...我國民を嚮導せり...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...四頭の駅馬と二人の馭者とによって嚮導された...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...庸三は車の動く方嚮(ほうこう)を見澄まし...
徳田秋声 「仮装人物」
...やがて二人はほぼ笹村の意嚮(いこう)をも確かめて帰って行った...
徳田秋声 「黴」
...親たちの意嚮(いこう)をも確かめるために...
徳田秋声 「縮図」
...「予嚮に祕事新書と題する一小册を著はす...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...合目的的に選択し得る嚮導原理の外ではない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...だから如何にそれが積極的な作用力を持たずに単に消極的な制止と抑圧との嚮導原理に過ぎないと云っても...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...そしてかかる嚮導は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...近代的な人間嚮導の原則であるが...
戸坂潤 「思想動員論」
...(廿九年七月)伊藤侯の現在未來藩閥控制嚮に伊藤侯が...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...嚮きに憲政党内閣の破壊と閣下の内閣組織とに付て共力したる迹ありしは頗る奇異の感なきに非ずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...世界の物理学界を嚮導して来たといわれる...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...ガラッ八は早くもその意嚮(いこう)を察すると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラツ八は早くもその意嚮(いかう)を察すると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人心の帰嚮(きこう)を繰(あやつ)って行かなくてはならないし...
森鴎外 「かのように」
...秀吉の意嚮(いこう)は?」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...幕廷の意嚮(いこう)をうけて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??