...友達などにもその意嚮(いこう)を漏らしていた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...自から進んで嚮導とならんとする也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...庸三の意嚮(いこう)を確かめてからやって来たのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...気紛(きまぐ)れな笹村の足はどこという的(あて)もなしにいろいろの方へ嚮(む)いて行った...
徳田秋声 「黴」
...」「方嚮をかえるって……...
徳田秋声 「縮図」
...親たちの意嚮(いこう)をも確かめるために...
徳田秋声 「縮図」
...陸へ上がって生涯の方嚮(ほうこう)を決める肚(はら)であった...
徳田秋声 「縮図」
...そしてかかる嚮導は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...(廿九年七月)伊藤侯の現在未来藩閥控制嚮に伊藤侯が...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文化の嚮導者(きょうどうしゃ)としては不適当である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...本人の意嚮(いこう)さえたしかめるに及ばないと明言しました...
夏目漱石 「こころ」
...ガラッ八は早くもその意嚮(いこう)を察すると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラツ八は早くもその意嚮(いかう)を察すると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なにとぞ嚮後(きょうこう)ごひいきに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...手前がご嚮導(きょうどう)申しあげて登りたいくらいなンでござります...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...嚮(さき)にも述べた通り...
柳宗悦 「民藝の性質」
...嚮導(きょうどう)をしたという山中の異人は...
柳田国男 「山の人生」
...天皇の御嚮導(ごきょうどう)に立ち...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??