例文・使い方一覧でみる「噫」の意味


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...(ああ)、然だ、然だつけ、と思ふと、此過去の幻の如き巨人が、怎(どう)やら揺ぎ出す様に見えた...   噫、然だ、然だつけ、と思ふと、此過去の幻の如き巨人が、怎やら揺ぎ出す様に見えたの読み方
石川啄木 「葬列」

...、この『お夏』といふ名も亦、決して初對面の名ではなかつた...   噫、噫、この『お夏』といふ名も亦、決して初對面の名ではなかつたの読み方
石川啄木 「葬列」

...(ああ)非常の人...   噫非常の人の読み方
石原純 「平賀源内」

...何か、聞きゃ、河野の方で、妙の身体(からだ)に探捜(さぐり)を入れるのが、不都合だとか、不意気(ぶいき)だとか言うそうだが、」(ああ)、礼之進が皆饒舌(しゃべ)った……「意気も不意気も土百姓の知った事かい...   何か、聞きゃ、河野の方で、妙の身体に探捜を入れるのが、不都合だとか、不意気だとか言うそうだが、」噫、礼之進が皆饒舌った……「意気も不意気も土百姓の知った事かいの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...求めてやまず……(あゝ)...   求めてやまず……噫の読み方
トゥルゲニエフ Ivan Tourguenieff 上田敏訳 「あすは、明日は、」

...わが心根を悟りてしかの女(ひと)の眼に胸のうち、(ああ)、彼女(かのひと)にのみ内証(ないしよう)の秘めたる事ぞなかりける...   わが心根を悟りてしかの女の眼に胸のうち、噫、彼女にのみ内証の秘めたる事ぞなかりけるの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...(あゝ)、われら、正(まさ)しくも受く可(べ)き福(さいはひ)を取らずして、空(むな)しく唯(たゞ)に過ぐべきか、またと無き夜をあだにして...   噫、われら、正しくも受く可き福を取らずして、空しく唯に過ぐべきか、またと無き夜をあだにしての読み方
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「カンタタ」

...、七千人...   噫、七千人の読み方
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」

...憐(あはれ)み給へ、誘惑せらるる處女(しよぢよ)の目付(めつき)を、(、乳の流は闇に逃げ入る、白鳥(はくてう)は蛇(へび)の群(むれ)のなかに死したり...   憐み給へ、誘惑せらるる處女の目付を、は蛇の群のなかに死したりの読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...(あゝ)たそがれ刻(どき)の霧(きり)...   噫たそがれ刻の霧の読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...(あゝ)、涙、(あゝ)、情深(なさけぶか)き心、(あゝ)、涙はふり落つるこの顏容(かんばせ)かな...   噫、涙、噫、情深き心、噫、涙はふり落つるこの顏容かなの読み方
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」

...ついこの間も一緒に呑気(のんき)な旅をしながら(おくび)にも出さずにいたことを...   ついこの間も一緒に呑気な旅をしながら噫にも出さずにいたことをの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...無論塚本に対しても(おくび)にも出しはしなかつた...   無論塚本に対しても噫にも出しはしなかつたの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...五十五才にして五十五年の非を知る、、生々死々去々来々転々また転々...   五十五才にして五十五年の非を知る、噫、生々死々去々来々転々また転々の読み方
種田山頭火 「旅日記」

...動くたびに腥い(おくび)は常に鼻を貫(つら)ぬいた...   動くたびに腥い噫は常に鼻を貫ぬいたの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...金の事は(おくび)にも出さないので...   金の事は噫にも出さないのでの読み方
夏目漱石 「明暗」

...ああ、ああ、この眼! この顔! おぼえず髪をおさえながら、(ああ)、だめだ、だめだ、と自分に向って叫んだときの心持...   ああ、ああ、この眼! この顔! おぼえず髪をおさえながら、噫、だめだ、だめだ、と自分に向って叫んだときの心持の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...、私は何故(なぜ)青い眼に生れたろう...   噫、私は何故青い眼に生れたろうの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

「噫」の読みかた

「噫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「噫」

「噫」の英語の意味


ランダム例文:
頭身   私水   突き合わす  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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