例文・使い方一覧でみる「器量よし」の意味
スポンサーリンク...しかしあの人には惜しいような器量よしじゃったがのう... 
海野十三 「地球盗難」
...何々小町（こまち）と呼ばれた程の器量よしで...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...全く新聞に書いてあった通りの御器量よしで...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...成程（なるほど）奥様は御器量よしで...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...母親のお蘭に似て輝くばかりの器量よし...
太宰治 「新釈諸国噺」
...よくもあんな器量よしが生れたものだと...
太宰治 「新ハムレット」
...器量よしと云う評判が高かったから要も前から耳にしてはいたものの...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...お前は若くて、健康で、器量よしで、生きる望みに燃えている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...このナーヂャが姉妹じゅうで一ばんの器量よしなことは...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...御器量よしの妹さんがお二人あるという話じゃござんせんか」「うむ...
直木三十五 「南国太平記」
...三毛のような器量よしは早死（はやじに）をするし...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...器量よしで、たいそう色が白く、いつも夢を見ているような大きな眼は、何かに夢中になると急に熱ぽくなり、何か自分の思い通りしたいようなときは、思いがけない大胆な眼つきに変る...
久生十蘭 「キャラコさん」
...姉のほうも思いに残るような器量よしだが...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...近所で評判の器量よしで...
三浦環 「お蝶夫人」
...鴎は器量よしだから...
柳田国男 「母の手毬歌」
...粂八以来の器量よし...
山本笑月 「明治世相百話」
...お悧巧（りこう）さんでご器量よしの曝（さら）しものがさ」「いいえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後に自分の娘のお和歌さんという器量よしまで店に出して...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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