例文・使い方一覧でみる「噤」の意味


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...」田口一等卒は口を(つぐ)んだ...   」田口一等卒は口を噤んだの読み方
芥川龍之介 「将軍」

...しばらくは二人とも唖(おし)のように口を(つぐ)んだまま...   しばらくは二人とも唖のように口を噤んだままの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...其儘口を(つぐ)んで了つた...   其儘口を噤んで了つたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...しつかり口を(つぐ)んだが...   しつかり口を噤んだがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...」言ひかけて口をんだ...   」言ひかけて口を噤んだの読み方
太宰治 「道化の華」

...――」口をんだ...   ――」口を噤んだの読み方
太宰治 「道化の華」

...」中途で、彼自身、話の空疎なばかばかしさに気づいて、口をんだ...   」中途で、彼自身、話の空疎なばかばかしさに気づいて、口を噤んだの読み方
豊島与志雄 「女心の強ければ」

...口をんでしまいました...   口を噤んでしまいましたの読み方
豊島与志雄 「崖下の池」

...」云いかけて彼は口をんでしまいました...   」云いかけて彼は口を噤んでしまいましたの読み方
豊島与志雄 「香奠」

...口をんでしまったのである...   口を噤んでしまったのであるの読み方
豊島与志雄 「椿の花の赤」

...……」昌作は口をんだ...   ……」昌作は口を噤んだの読み方
豊島与志雄 「野ざらし」

...私が口をむと、彼女も黙っている...   私が口を噤むと、彼女も黙っているの読み方
豊島与志雄 「白木蓮」

...」彼は急に口をんだ...   」彼は急に口を噤んだの読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...彼は口をんで、娘の子のような眼付で私の方に窺いよってくるのだった...   彼は口を噤んで、娘の子のような眼付で私の方に窺いよってくるのだったの読み方
豊島与志雄 「待つ者」

...むつつりと口をんだまま...   むつつりと口を噤んだままの読み方
北條民雄 「青春の天刑病者達」

...突然口をんで上体を真直ぐにしたまま一方をじつと見つめ...   突然口を噤んで上体を真直ぐにしたまま一方をじつと見つめの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...押し返して訊いても執念(しふね)く口をんで...   押し返して訊いても執念く口を噤んでの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...口をんでしまって...   口を噤んでしまっての読み方
蘭郁二郎 「鱗粉」

「噤」の読みかた

「噤」の書き方・書き順

いろんなフォントで「噤」

「噤」の英語の意味


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