...嘘字だらけじゃないか...
太宰治 「乞食学生」
...嘘字か、どうか不安なのである...
太宰治 「自作を語る」
...三馬(さんば)のこしらえた『小野の馬鹿むら嘘字(うそじ)づくし』というのを見ますると...
中里介山 「大菩薩峠」
...小学校三年を中途でやめた兄の手紙は、片仮名で、ところどころに入っている漢字は、全部、嘘字である...
火野葦平 「花と龍」
...専売局のも片仮名文であったが、嘘字はなく、これはいかめしく印刷してあった...
火野葦平 「花と龍」
...嘘字だらけの漢字...
火野葦平 「花と龍」
...よく母は彼の手紙の文章中の嘘字や仮名使ひの誤りの傍に線を引いて...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...嘘字盡(うそじづくし)を作ることになりはせぬかと思ひます...
森鴎外 「假名遣意見」
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