...「嘆称よ!」という風に、感嘆や驚きの言葉として使われます...
...「嘆称、なんて美しい花だろう」という風に、美しいものに対して驚嘆するときにも使えます...
...「嘆称の声を上げる」のように、思わず嘆きやため息をついてしまうような出来事に対して使われます...
...「嘆称ものの映画を見た」というように、感動したり、面白かったりしたものに対して使われます...
...「無念の嘆称」というように、残念なことがあった際に使われます...
...主人はおぼえずみごとな腕前(うでまえ)だと嘆称(たんしょう)した...
伊藤左千夫 「箸」
...皆一同の嘆称の題目であった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...いつも神に対する賛美嘆称の後で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その勇がよし、悪を行うにしろ、悪に徹するだけの勇力が、もしあれば、その悪は、万人嘆称の悪だ...
直木三十五 「南国太平記」
...いいや、悪に対する嘆称ではなく、悪を徹底せしめたるその勇気を、嘆称するのだ...
直木三十五 「南国太平記」
...これ以上の嘆称の言葉は吐けないのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は思わず同行の北大植物教室の鮫島さんをかえりみて「一目千本」と嘆称をもらしたほどだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...凡手ならずと今に嘆称するのところなり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...即ち四十七人分立派に描写し分けたものだと嘆称してゐる...
正岡容 「寄席風流」
...ジョン・ソーントンが嘆称して叫ぶのであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...今さらのように嘆称した...
吉川英治 「三国志」
...嘆称していたということである...
吉川英治 「新書太閤記」
...巴が稀代な勇婦であったことだけを過大に嘆称して...
吉川英治 「随筆 新平家」
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