「嘆ずる」の意味
深く悲し
「嘆ずる」の例文(場面別)
- 文学彼の死を聞き、深く嘆ずる気持ちが胸に広がった。
- 歴史的記述戦乱の時代、人々は国の未来を嘆ずる日々を過ごした。
- 哲学人生の無常を嘆ずることは、人間の本質的な感情の一つである。
小説での「嘆ずる」の使い方
...隠れ蓑や隠れ笠のあつた祖国の昔を嘆ずるものも...
芥川龍之介 「僻見」
...余は霧の如きものの常に身邊を圍繞して晴れざることを嘆ずる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...衣類其他は他より差入はなきも別に不自由を嘆ずる模樣なし...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...僕は折々自分のからだのはなはだ頑健なのを嘆ずることがある...
大杉栄 「獄中消息」
...別にその孤独を嘆ずるわけでもなし...
太宰治 「鉄面皮」
...人間の不幸を嘆ずるは XVII445―447, XXIV 525.152 こゝはペロポンネソス全部を指す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わが邦独立の長からざるを嘆ずるものはただ一の遅疑なく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...嘆ずるものである...
直木三十五 「大阪を歩く」
...人は老(おい)を嘆ずるが常なり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...滿目恰も造化の祕密に圍まれて唯人智の淺弱を嘆ずるのみなれども...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...千載の遺憾として唯(ただ)不幸を嘆ずるのみなりしが...
福沢諭吉 「蘭学事始再版序」
...千載の遺憾(いかん)として唯(ただ)不幸を嘆ずるのみなりしが...
福澤諭吉 「蘭学事始再版之序」
...ねえ」「……強い……何にしても強い……」嘆ずるように左楽老人が口を開いた...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...世の文人(ぶんじん)墨客(ぼっかく)多くこれらの地に到り佳句を得ざるを嘆ずる者比々(ひひ)これなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...世俗の共に見聞する者を以て之を嘆ずる也...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...嘆ずるには及びません」と...
吉川英治 「三国志」
...こうもポカンとするものかと嘆ずるように...
吉川英治 「随筆 新平家」
...老いを嘆ずるには...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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