...唖唖(ああ)として一声...
石川啄木 「詩」
...即ち明治四十二年の秋八月のはじめに稿を起(おこ)し十月の末に書き終るが否や亡友井上唖唖(いのうえああ)君に校閲を乞い添刪(てんさん)をなした後(のち)草稿を雑誌『新小説』編輯者(へんしゅうしゃ)の許(もと)に送った...
永井荷風 「すみだ川」
...晩間唖唖子来りて市中昨夜の状况を語る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...唖唖子復び病めりといふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...唖唖子の無責任なること寧驚くべし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...唖唖声涙倶下...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ひたすらに気息を張つて唖唖(ああ)切歯(せっし)するのみ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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