...絵にある唐子(からこ)の姿で今も南京上海の街...
上村松園 「中支遊記」
...三十人がみんなその唐子達である...
上村松園 「中支遊記」
...その唐子達はついて来る...
上村松園 「中支遊記」
...その唐子は驚いたようにして逃げて行ってしまった...
上村松園 「中支遊記」
...いかにも昔の絵にある唐子のような風俗がこんな片田舎に却って残っているのを...
上村松園 「余齢初旅」
...唐子は生地(きじ)だけを作ってくれれば...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その唐子というものはお約束通り...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...西洋人は唐子の約束なんか分らず...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...つまり思い切りこなしてから唐子の服をつけさせるという寸法に彫って行ったのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...粘着する様な下腹の白い餅肌(もちはだ)には一人の唐子(からこ)がその乳房を求めて...
富田常雄 「刺青」
...唐子と蜘蛛は始めてなまなましく肉感をそそるのである...
富田常雄 「刺青」
...五人の唐子(からこ)が牡丹(ぼたん)の咲き亂れる庭で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見事な唐子の繪を買入れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わけても王若水の唐子...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私のふだん羽織の裏にやっぱり唐子がいっぱい遊んでいるの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唐子(カラコ)の頭のようにこぶこぶだらけで何と愛嬌があるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...千代紙の中から琴を弾じる唐子(カラコ)一人つかわします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唐子(からこ)のやうな人(ひと)が二人(ふたり)で笑(わら)つてゐた...
森鴎外 「寒山拾得縁起」
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