...絵にある唐子(からこ)の姿で今も南京上海の街...
上村松園 「中支遊記」
...唐子童子南京の紫金山というのは...
上村松園 「余齢初旅」
...いかにも昔の絵にある唐子のような風俗がこんな片田舎に却って残っているのを...
上村松園 「余齢初旅」
...唐子をおもわせる...
上村松園 「余齢初旅」
...唐子は生地(きじ)だけを作ってくれれば...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...丈(たけ)五尺の唐子で一対という注文...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...唐子の下絵(したえ)は楓湖氏の筆になったもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...つまり思い切りこなしてから唐子の服をつけさせるという寸法に彫って行ったのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「この唐子が死んでるの」「うむ...
富田常雄 「刺青」
...手をあげた唐子は生きて...
富田常雄 「刺青」
...その生きている唐子の刺青をむさぼる様に写し続けながら...
富田常雄 「刺青」
...書院に掛けてあつた王若水の唐子の大幅が無いといふのぢや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多くは浅黄地(あさぎじ)にて裾(すそ)回りに色とりどりの図案にて七福神の踊りとか唐子(からこ)遊戯の図などが染出された木綿の長襦袢(ながじゅばん)のようなものである...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...肥って丸い唐子(からこ)が子をとろ遊びをしている模様のお汁碗をくれました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手もなく布袋の唐子遊びに見物大喜び...
山本笑月 「明治世相百話」
...絵に描いた唐子(からこ)のようによく肥えた亀一は...
吉川英治 「新書太閤記」
...唐子(からこ)人形みたいな愛くるしい四ツばかりな男の子が入って来て...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この唐子(からこ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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