...その唐子達はついて来る...
上村松園 「中支遊記」
...唐子童子南京の紫金山というのは...
上村松園 「余齢初旅」
...一隊の唐子(からこ)が踊りつつ舞台へ上ってきた...
海野十三 「間諜座事件」
...つまり思い切りこなしてから唐子の服をつけさせるという寸法に彫って行ったのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...先方の検分を終って唐子の彫刻は引き取られて行きました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...可憐(かれん)な唐子の姿が...
富田常雄 「刺青」
...蜘蛛と唐子の刺青と...
富田常雄 「刺青」
...「この唐子が死んでるの」「うむ...
富田常雄 「刺青」
...手をあげた唐子は生きて...
富田常雄 「刺青」
...五人の唐子(からこ)が牡丹(ぼたん)の咲き亂れる庭で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見事な唐子の繪を買入れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わけても王若水の唐子...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...千代紙の中から琴を弾じる唐子(カラコ)一人つかわします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唐子(からこ)のような人が二人で笑っていた...
森鴎外 「寒山拾得縁起」
...唐子(からこ)のやうな人(ひと)が二人(ふたり)で笑(わら)つてゐた...
森鴎外 「寒山拾得縁起」
...手もなく布袋の唐子遊びに見物大喜び...
山本笑月 「明治世相百話」
...唐子のやうになつかしむ氣持なのである...
吉川英治 「折々の記」
...主人の唐子(からこ)を肩ぐるまに乗ッけて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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