...公爵が哈爾賓(ハルビン)に於いて韓國人に暗殺されたと云ふことが載つてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...哈爾賓の支店に遊び半分来てくれないかといった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...搗てて加えて哈爾賓へ着く草々詰らぬ奇禍を買って拘留された...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...そこで哈爾賓を中心として北満一帯東蒙古に到るの商工業...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...駐日露国大使マレウイチの来任を哈爾賓(ハルビン)に迎えて各々意見を交換した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「哈爾賓(ハルビン)まで」万国寝台車の一夜...
谷譲次 「踊る地平線」
...赤系と白系が縒(よ)りまざってまるで理髪屋の標柱のような哈爾賓(ハルビン)の社会相が...
谷譲次 「踊る地平線」
...この哈爾賓(ハルビン)を中心に...
谷譲次 「踊る地平線」
...絶えず爪立ちして何か――何であるかは哈爾賓(ハルビン)じしんも知らない――を待ち望んでいる都会だから...
谷譲次 「踊る地平線」
...今度は問題は一転して察哈爾(チャハル)省に向かったというのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...命からがら哈密(ハミ)のオアシスに辿(たど)り着いたのだそうである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...その代り哈爾賓を見て奉天へ帰るや否や...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...実は哈爾賓(ハルピン)へ接続する急行は...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...哈爾賓(ハルピン)へ行(い)つて殺(ころ)される方(はう)が可(い)いんだよ」と宗助(そうすけ)が始(はじ)めて調子(てうし)づいた口(くち)を利(き)いた...
夏目漱石 「門」
...哈爾賓(ハルピン)だのつて物騷(ぶつさう)な所(ところ)ですね...
夏目漱石 「門」
...街は暗く哈爾賓のキタヤスカヤの通りそつくりの...
室生犀星 「巷の子」
...大原大将閣下の護衛で哈爾賓(ハルピン)に行った時に...
夢野久作 「冥土行進曲」
...斉斉哈爾で遇つた呉夫人を聯想するのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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