...和気靄々裡に一日を過ごすといった風の会だった...
上村松園 「随想」
...じつに和気靄々(あいあい)たるものがあった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...自ずとそこに和気靄々(あいあい)としたものが生れるのです...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...和気靄々として国際的の空気を出して来たことは全く日本服の賜でありました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...むしろ和気靄々、とでも言つていいくらゐのものでございまして、その頃お作りになつたお歌で、あまり人の評判にはならなかつたやうでありますが、綺麗なお歌がございます...
太宰治 「右大臣実朝」
...それのいつも通りの和気靄々(わきあいあい)たる有様であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...小林の飯場は和気靄々として...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...――そんな和気靄々(わきあいあい)たる常談の云いあいをあとに...
堀辰雄 「晩夏」
...たちまち満堂和気靄々(あいあい)としてしまって...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...かかる質樸にして和気靄々(あいあい)たる良風俗あり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
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