...して見れば師匠の命終(めいしゆう)に侍しながら...
芥川龍之介 「枯野抄」
...一旦命終(めいしゅう)の時に及んで...
芥川龍之介 「邪宗門」
...命終の時とも申さず...
芥川龍之介 「邪宗門」
...かくてはやがて命終(めいしゅう)の期(ご)に臨んで...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」「命終らんとする時に臨み...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...命終(いのちをは)る時に隨ふものはなく...
高山樗牛 「瀧口入道」
...我この郷(さと)に命終へん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...第一の使命終って第二の使命は何...
中里介山 「大菩薩峠」
...あわや松浦の運命終れりと見えたる時...
中里介山 「大菩薩峠」
...人命終熄(しゅうそく)の一歩手前でうろうろしているばかりなり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...臨命終時不随者といふので御釈迦様はすました者だけれど...
正岡子規 「墓」
...臨命終時不随者というので御釈迦様はすました者だけれど...
正岡子規 「墓」
...妻、夫に白(もう)していわく、わが父の長者、命終に臨める時、宝をもってわれに賜い、今某処にあり、君これを取るべし、と...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...一旦命終(しゅう)すれば最卑民中にすら住(とど)まるを許されず...
南方熊楠 「十二支考」
...我が教令を汝の命根まさに十余歳なるべし命終りて速かに浄土に入らん善信...
吉川英治 「親鸞」
...命終りて――とは何の霊示ぞ...
吉川英治 「親鸞」
...壇ノ浦の使命終わって後...
吉川英治 「随筆 新平家」
...骨肉は天命終るところの処に委(まか)せ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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