...会社を辞めて内命婦になるつもりだ...
...家計を切り詰めるため、私も内命婦にならざるを得なかった...
...彼女は夫に内命婦になるよう言われているが、本当は働きたいようだ...
...毎日の家事や育児が大変だけど、内命婦として家族を支えている...
...内命婦を続けていると、ひとりで外に出るのも億劫になってしまう...
...「………ずいぶんずいぶんこれからは御屋(おや)しろの稲荷(いなり)さまと白狐(びゃくこ)の命婦之進(みょうぶのしん)とをまいにちまいにちあさあさは拝むべし左候(さそうら)えばそちの知ておる通りととさんがよべば狐のあのようにそばへくるようになるもみないっしんの有る故なり………」とか...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...およぐ時よるべなきさまの蛙かな命婦より牡丹餅たばす彼岸かな更衣(ころもがへ)母なん藤原氏なりけり真しらけのよね一升や鮓のめしおろしおく笈(おひ)になゐふる夏野かな夕顔や黄に咲いたるもあるべかり夜を寒み小冠者臥したり北枕高燈籠(たかどうろ)消えなんとするあまたゝび渡り鳥雲のはたての錦かな大高に君しろしめせ今年米蕪村の用いたる古語には藤原時代のもあらん...
正岡子規 「俳人蕪村」
...それではあまりおそくなるでございましょう」と言って命婦は帰りを急いだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御所へ帰った命婦は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...王命婦(おうみょうぶ)に手引きを迫ることのほかは何もしなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...王命婦(おうみょうぶ)も宮の御懐妊になって以来...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦は才気のある女であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お格子をおろして行きましょう」命婦は琴を長く弾(ひ)かせないで部屋へ帰った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...無邪気でおっとりとしていれば私は好きだ」命婦に逢(あ)えばいつもこんなふうに源氏は言っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はまだこんな態度を取り続ける女に出逢ったことはないよ」不快そうに源氏の言うのを聞いて命婦も気の毒がった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦が何の気なしに語った常陸の宮の女王のことを始終こんなふうに責任のあるもののように言われるのを命婦は迷惑に思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひそかなことを企てて心の落ち着かぬ命婦は思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦ははじめて知って驚くというふうに見せて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦には女王がただおおようにしているに相違ない点だけが安心だと思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大輔(たゆう)の命婦はいろいろと近ごろの様子を話した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮は王命婦(おうみょうぶ)を御自身の代わりに宮のおそばへつけておありになるので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...命婦は源氏の今日の出立を申し上げて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...梅壺方は左で、平典侍(へいてんじ)、侍従の内侍、少将の命婦などで、右方は大弐(だいに)の典侍、中将の命婦、兵衛(ひょうえ)の命婦などであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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