...と口応(くちごた)へするおきよは...
武田麟太郎 「一の酉」
...口応(くちごた)えした事はいちども有りませんでした...
太宰治 「人間失格」
...そのわずかなおこごとは、自分には霹靂(へきれき)の如く強く感ぜられ、狂うみたいになり、口応えどころか、そのおこごとこそ、謂わば万世一系の人間の「真理」とかいうものに違いない、自分にはその真理を行う力が無いのだから、もはや人間と一緒に住めないのではないかしら、と思い込んでしまうのでした...
太宰治 「人間失格」
...口応え一つ出来ないたちの自分は...
太宰治 「人間失格」
...「そんな生意気(なまいき)な口応(くちごた)えをするもんじゃありません...
夏目漱石 「明暗」
...良人へ口応(くちごた)えはせぬ妻であった...
吉川英治 「新書太閤記」
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