例文・使い方一覧でみる「呼ばう」の意味

...』『お母さんを呼ばう... 』『お母さんを呼ばうの読み方
石川啄木「漂泊」

...彼女はペトログラアド教育課長である『同志』マダム・リリナの注意を呼ばうと試みたが...
エマ・ゴオルドマン伊藤野枝訳「死んだ魂」

...義太夫を呼ばうぢやありませんか... 義太夫を呼ばうぢやありませんかの読み方
薄田泣菫「茶話」

...「――ほんまにお医者を呼ばうぜな... 「――ほんまにお医者を呼ばうぜなの読み方
武田麟太郎「現代詩」

...大阪の兄さんを呼ばうと思つてゐたんだが... 大阪の兄さんを呼ばうと思つてゐたんだがの読み方
徳田秋聲「籠の小鳥」

...それを私は「多くの詩人」と呼ばう... それを私は「多くの詩人」と呼ばうの読み方
中原中也「河上に呈する詩論」

...紳士はボーイを呼ばうとして焦って... 紳士はボーイを呼ばうとして焦っての読み方
原民喜「溺死・火事・スプーン」

...――呼ばうにも手近（てぢか）に助けを頼むものは... ――呼ばうにも手近に助けを頼むものはの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...（大阪のある富豪が六甲山の空氣を自分の部屋へ水道の鐵管のやうなもので呼ばうとしたといふ夢のやうな話を上司君から聞いたことを思ひ出したのです...
正宗白鳥「輕井澤より」

...私はこれをロゴスの第二次變革過程と呼ばうと思ふ... 私はこれをロゴスの第二次變革過程と呼ばうと思ふの読み方
三木清「唯物史観と現代の意識」

...私が「存在のモデル」と呼ばうと欲するところのものである... 私が「存在のモデル」と呼ばうと欲するところのものであるの読み方
三木清「唯物史観と現代の意識」

...成瀬無極さんを呼ばうと井川さんは言ひ... 成瀬無極さんを呼ばうと井川さんは言ひの読み方
室生犀星「京洛日記」

...彼女を呼ばう二人の男の声によって... 彼女を呼ばう二人の男の声によっての読み方
室生犀星「姫たちばな」

...今後私はそれを「紙子紙（かみこがみ）」と呼ばう... 今後私はそれを「紙子紙」と呼ばうの読み方
柳宗悦「和紙十年」

...それこそ迷信家を以（もつ）て呼ばう... それこそ迷信家を以て呼ばうの読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集」

...餘程起き出でて彼を呼ばうかとも思つたが... 餘程起き出でて彼を呼ばうかとも思つたがの読み方
若山牧水「古い村」

...そして私がＭ―老人を呼ばうといふのをも押しとゞめて... そして私がＭ―老人を呼ばうといふのをも押しとゞめての読み方
若山牧水「みなかみ紀行」

...誰がこの翁を呼ばうのかと... 誰がこの翁を呼ばうのかとの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

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