...人も亦(また)その様に取扱って呉(く)れていますけれど...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...引返して村へ駈けこんで、安兵衛という人にたのみ、奇態なものを見つけたゆえ、参り呉れるよう、村中へ触れさせた...
太宰治 「地球図」
...早く追つ払つて呉れと...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...風呂の加減も聞いて呉れる...
長塚節 「旅行に就いて」
...「昨日(きのふ)不要の本(ほん)を取りに来(き)て呉れと頼(たの)んで置いたが...
夏目漱石 「それから」
...そんなら吉ちやんお前が出世の時は私にもしてお呉れか...
樋口一葉 「わかれ道」
...つひに僕に「お菓子」として百円呉れた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どうしても浜田が来て呉れとまで云ふので...
牧野信一 「蘭丸の絵」
...私は大変なつかしがって居て呉れた事は兄達に怒られる毎に泣きながら私の名を呼んだのでもわかる...
宮本百合子 「悲しめる心」
...新沼の家のためにおまえの尽して呉れた事は大きい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...おまえはおれを好いては呉れない...
山本周五郎 「柳橋物語」
...……誰が呉一郎の本当の親なのか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...呉夫人が心配して様子を見に来た...
吉川英治 「三国志」
...古(いにしえ)の孫子呉子にも勝(まさ)りましょう...
吉川英治 「三国志」
...呉でも有名な譚雄(たんゆう)という猛者だった...
吉川英治 「三国志」
...そして府中に病臥中の曹真に会い、病を見舞って四方山(よもやま)のはなしの後、「時に、呉の陸遜、蜀の孔明が、緊密に機を結びあって、同時に、わが国の境へ攻め入ってきたのをご存じですか」「えっ...
吉川英治 「三国志」
...あわや宋江や軍師呉用すらが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...呉服橋の旧(もと)の屋敷をひき払った時から...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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