...例:風で花びらが吹上がった...
...例:風で砂埃が吹上げられた...
...例:子供たちは吹上水で遊んでいた...
...例:大会に出場するには吹上矢を準備しなければならない...
...例:吹上鮎は美味しいと評判だ...
...唇を空ざまに吹上げた...
泉鏡花 「怨霊借用」
...「今日吹上浜に行ったらね...
梅崎春生 「幻化」
...よその海で泳いでいると、ボラなのだが、吹上浜に来ると、ズクラになる...
梅崎春生 「幻化」
...(上陸地点が、吹上浜にしろ、宮崎海岸にしろ、どの途(みち)此処は退路を断(た)たれる)山の中に逃げ込むとしても、幅の薄い山なみで逃げ終(おお)せそうにもない...
梅崎春生 「桜島」
...図中の旅僧は風に吹上げられし経文(きょうもん)を取押へんとして狼狽(ろうばい)すれば...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その裏が吹上の御庭構え...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは自分がしたのと同じように、吹上のお庭から、このお薬園の方へ、塀を乗越している者がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...その牡蠣を用意しておいてただの御飯が吹上った処へ投込みます...
村井弦斎 「食道楽」
...別の法として桜飯の吹上った処へ牡蠣を入れて混ぜるのもあります...
村井弦斎 「食道楽」
...手軽に蒸す法は御飯を炊いて吹上った時パンをお釜の中へ入れて御飯をお櫃(ひつ)へ移す時出します...
村井弦斎 「食道楽」
...「吹上堤一に熊谷堤ともいふ」と註してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それがこの吹上を中心とした図解であったとしたら...
吉川英治 「江戸三国志」
...吹上(ふきあげ)の最も奥にあたる嵐山の西の松山を...
吉川英治 「江戸三国志」
...吹上(ふきあげ)の方のは...
吉川英治 「江戸三国志」
...八人吹上(ふきあげ)の梅林に暮れて帰ると幽鬼に出会って気を失った...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここは何処であろうか」「やはり吹上の一部でございましょうが...
吉川英治 「江戸三国志」
...吹上(ふきあげ)のお庭茶屋の内から...
吉川英治 「大岡越前」
...吹上(フキアゲ)ノ松...
吉川英治 「新書太閤記」
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