...例:風で花びらが吹上がった...
...例:風で砂埃が吹上げられた...
...例:子供たちは吹上水で遊んでいた...
...例:大会に出場するには吹上矢を準備しなければならない...
...例:吹上鮎は美味しいと評判だ...
...なかぞらのやみをこぼれて篠(しの)つくばかり降りかかる吹上げの水を照し...
泉鏡花 「凱旋祭」
...そこと知られぬ吹上(ふきあげ)の終夜(しゆうや)せはしき声ありてこの明け方に見出でしはつひに覚めゐしわが夢の朝顔の花咲けるさまさあれみ空に真昼過ぎ人の耳には消えにしをかのふきあげの魅惑(まどはし)に己(わ)が時逝(ゆ)きて朝顔のなほ頼みゐる花のゆめ八月の石にすがりて八月の石にすがりてさち多き蝶ぞ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...そんな時に吹上浜の浪は砂丘まで襲いかかり...
梅崎春生 「幻化」
...海軍は吹上浜(ふきあげはま)に上陸を予想し...
梅崎春生 「桜島」
...(上陸地点が、吹上浜にしろ、宮崎海岸にしろ、どの途(みち)此処は退路を断(た)たれる)山の中に逃げ込むとしても、幅の薄い山なみで逃げ終(おお)せそうにもない...
梅崎春生 「桜島」
...奥羽線(おううせん)の二番に乗るほうがいいですな」「行田から吹上(ふきあげ)のほうが便利じゃないでしょうか」「いや...
田山花袋 「田舎教師」
...吹上御殿において三代将軍の御前で訴訟人と対決させる事になって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...吹上(ふきあげ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...吹上げの浜の白(しら)ぎくさしぐしの夕月に――とか...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...兵士を集めて吹上の禁苑に召し...
福沢諭吉 「帝室論」
...その牡蠣を用意しておいてただの御飯が吹上った処へ投込みます...
村井弦斎 「食道楽」
...また吹上(ふきあげ)の庭の方へ参ると...
吉川英治 「江戸三国志」
...「すると先頃から、嵐山の裾(すそ)、赤壁の水辺などで、時折出会った怪しい者は、将軍家とその侍臣であったのでございましょうか」「どうも、そうであったと見える」「しかし……」と、金吾は少し小首をかしげて、「拙者の組み伏せた男の方は、どうもいつもの男とはやや違う気がいたしまする」「どう違うというか」「第一肩幅、体のこなし、そしてつかんだ腕のもろくもねじ得た事などが、あのウワ背丈(ぜい)がある敏活な曲者(くせもの)とは、まるで手ごたえが相違しております」「すると、初めの覆面の男とは、別人であると申すのじゃな、だが待てよ……そういたすと、吹上の深夜に、暗(やみ)をさぐる者達は、わしとそちと、あと、幾人おるか分らぬ事になるではないか」「まさか、そう幾名もおるわけはございませぬが、とにかく、別人には相違ござらぬ」と金吾は、それだけを断定しましたが、何としても胸づまりなのは、将軍家へ対しての失策です...
吉川英治 「江戸三国志」
...これでピッタリと吹上(ふきあげ)の何処にかピオの遺品が埋(うず)めてあるかが分るだろう」「図面がそろえば...
吉川英治 「江戸三国志」
...吹上(ふきあげ)の奥が...
吉川英治 「江戸三国志」
...やり直(なお)しの魔独楽(まごま)は天津風(あまつかぜ)吹上(ふきあ)げまわし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...旧城の本丸から新城の工事場のほうへ吹上(ふきあげ)の丘づたいに出て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...井戸掘り人足のたくさんはいっている吹上(ふきあげ)の作事場とそことは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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