...小作料は貴君方自身の懐にいれてどうか仲よくやつていつて貰ひたいとお話したのでした...
有島武郎 「農場開放顛末」
...貴君方が校歌だと云つてるぢやありませぬか...
石川啄木 「雲は天才である」
...それを貴君方が校歌といふて居られる...
石川啄木 「雲は天才である」
...それを貴君方が校歌というて居られる...
石川啄木 「雲は天才である」
...貴君方は餓ゑた事がないでせう...
石川啄木 「病院の窓」
...『貴君方は現代のお方ではない...
薄田泣菫 「喜光寺」
...貴君方の御役人がそれを信仰せられないのが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「君方は地面を数量で刻んでいくのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その前ならいつでも君方に用立(ようだ)てて宜(よろ)しいと云った言葉を...
夏目漱石 「行人」
...そういう境界(きょうがい)に澄まし返って三十代の顔子然(がんしぜん)としていられるかと君方はきっと聞くに違いない...
夏目漱石 「倫敦消息」
...吾輩はほかに能はないが意志だけは決して君方に負けはせんと剛情を張るのさ」「一枚も書かんのにか」と今度は迷亭君自身が質問をする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...君方(きみがた)の記憶には残っていないかも知れないが――実はこれでも失恋の結果...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これは姫君方のお世話役を宮がおさせておいでになる女で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...35一つ君方の見込が聞きたいのだがね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君方が時代々々の精神だと云うのも...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君方も普通な考えに戻って来るだろう...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...その創刊號と相前後して『別離』を同君方から出すことになつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...法月君方に立寄つたが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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