...小作料は貴君方自身の懐にいれてどうか仲よくやつていつて貰ひたいとお話したのでした...
有島武郎 「農場開放顛末」
...貴君方が校歌だと云つてるぢやありませぬか...
石川啄木 「雲は天才である」
...それを貴君方が校歌というて居られる...
石川啄木 「雲は天才である」
...貴君方の御役人がそれを信仰せられないのが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そういう境界(きょうがい)に澄まし返って三十代の顔子然(がんしぜん)としていられるかと君方はきっと聞くに違いない...
夏目漱石 「倫敦消息」
...君方(きみがた)が持つたところで仕方がない...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...これは姫君方のお世話役を宮がおさせておいでになる女で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたくしの手助になってくれられた君方二人(ふたり)だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...35一つ君方の見込が聞きたいのだがね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...580君方を一目見て人は逃げ出してしまう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君方は毎朝神に謝するが好(い)い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...君方は知っているなあ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...僕が今晩にも君方を停車場(ステエション)まで送って行こう...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...君方(きみがた)と一しょに朝食(あさしょく)を食べよう...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...「吾君方将下被二蓑笠一而立中乎畝之中上」...
柳宗悦 「蓑のこと」
...その創刊號と相前後して『別離』を同君方から出すことになつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...明朝訪ねるつもりであつた法月(のりつき)俊郎君方に電話をかけると...
若山牧水 「樹木とその葉」
...當時長野市にゐた紫山武矩君方で逢つた同君の末弟四郎君であつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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